2001年4月2日〜9月17日(全25話

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122232425 話

第11話:
『木綿畑に正義の矢』/出雲(2001年6月11日放送)

 光圀(石坂浩二)一行は出雲大社に参詣し、松江藩名産の木綿畑を見物する道中、山賊に襲われる。助けを求めた農家にいた源吾(佐伯太輔)は弓の名人で、瞬く間に山賊たちを追い払ってしまう。
 その腕に光圀が感心すると、源吾はもとは松江藩勘定方の武士だったと打ち明ける。城での勤めが苦手で侍をやめたのだという。
 源吾の隣にはおまき(岩崎良美)とおたま(安田美香)母娘が住んでおり、源吾は二人の手ほどきを受けながら、畑仕事に勢を出している。

 藩では老中岸崎左久次(有川博)が税の改革を進めていたが、庶民の暮らしにまで配慮が及ばず、人々は苦しい生活を強いられていた。源吾は岸崎に諌言したが聞き入れられず、藩を飛び出したのであった。


 岸崎はさらに改革を進め、鉄の専売まで改革しようとしていた。そうなると困るのは専売を悪用して私腹を肥やしていた一味だ。
 鉄の利権をにぎる黒沼勘兵衛(亀石征一郎)は、浪人の服部軍兵衛(西田聖志郎)らを雇って岸崎の命を狙うが、光圀、助三郎(岸本祐二)、格之進(山田純大)に阻まれて失敗。
 源吾の弓の腕に目を着けた黒沼はおまきを誘拐して、岸崎を暗殺するよう源吾を強迫する。苦しい立場の源吾だが、岸崎に向けて矢の狙いを定める。
 源吾の許嫁久美(南明子)から黒沼の名を聞き出した光圀は、暗殺を阻止しようと現場に急行するが…。


第12話:
『父を呼ぶ子の鯖街道』/小浜(2001年6月18日放送)

 若狭の小浜から京へ魚を運ぶ鯖街道を歩いていた、光圀(石坂浩二)、助三郎(岸本祐二)と格之進(山田純大)そしておるい(加賀まりこ)は、魚を運ぶ背持ちの男を見るお娟(由美かおる)の様子が、普段とは違うことに気付いた。
 甲州の忍び、疾風の弥兵衛(石沢徹)に育てられたお娟は、実の父母の顔は知らないが、弥兵衛から小浜に親の手掛かりがあると聞いたことを思い出したのだ。おるいは光圀がお娟の親を探し出すことを期待するが、光圀はすべてはお娟しだいと冷静だ。
 おるいと格之進は背持ちの女から、二十年ほど前に行方不明になったおきよが、お娟の母親らしいと聞き出した。では、父は誰か。当時のおきよについて詳しいのは、背負いの吉兵衛(樋浦勉)と魚問屋三方屋清左衛門(米倉斉加年)だ。


 ところで、小浜では漁師と魚問屋が密約を結び、魚を闇で売りさばくので背持ちたちの生活は苦しくなっていた。背持ちと漁師の仲も悪く、吉兵衛が何者かに襲われる。町奉行の木村幸右衛門(山形恵介)は、次郎坊(コロッケ)を使って闇取引の証拠をつかもうとする。
 光圀はお娟を連れて直接清左衛門と面談。金に執着する清左衛門の言葉はひどくお娟を傷つける。
 その頃、背持ちと漁師の対立がついに大きな騒動になろうとしていた…。


第13話:
『少年よ大志を抱け!』/大聖寺(2001年6月25日放送)

 光圀(石坂浩二)一行は、九谷焼の名工、田村権左衛門(高津住男)を訪ねるため大聖寺に着いた。一行は仕事場をのぞこうとして、元気のいいはる(三原じゅん子)にきつくとがめられる。
 はるは、一行が権左衛門の秘術を盗みに来たと思い違いをしたのだ。藩公から苗字帯刀を許されている権左衛門の作は、高価で取り引きされている。
 誤解も解け、光圀と助三郎が、権左衛門と弟子の茂平次(佐野圭亮)から焼き物の手ほどきを受けるため、しばらく滞在することになった。


 はるは利発な与一(田宮拓)という息子と二人暮らし。貧しいながら勉強熱心の与一は、学問で身を立てたいと将来の夢を語る。近く藩の学校の入学試験があると聞き、格之進(山田純大)が与一を教えることになった。焼物問屋多賀屋喜兵衛(江藤漢)ははるに与一を合格させるために、自分の女になるよう強要する。
 ところで、細工物奉行の横山左内(黒部進)は、多賀屋と結託。権左衛門の品を横流しして、一儲けしようと企んでいた。悪だくみを知った茂平次は、一味に雇われた素破の次郎坊(コロッケ)に捕らえられるが、お娟たちに助け出される。
 実は、茂平次とはるは互いに好きあっていることに気付く。
 そして横流しの犯行が行われるが…。


第14話:
『鬼オヤジの目に涙』/井波(2001年7月2日放送)

 光圀(石坂浩二)と助三郎(岸本祐二)は二人で富山へと向っていた。おるいを京都へ送った格之進(山田純大)は写本のため金沢に滞在していた。
 光圀と助三郎は道中、心臓を患っていた久兵衛(竜雷太)を助ける。久兵衛は金も無いのに、二人の旅籠代を払ってお礼をしたいという。旅籠で久兵衛は見事な看板を彫り上げ、約束を果たした。久兵衛は土地の産物井波彫りの名人だったのである。
 光圀、助三郎は久兵衛の仕事を見学するため井波に立ち寄る。久兵衛は頑固者で弟子は一人しか残っていない。
 そこへ、嫁に行ったばかりのお栄(濱田万葉)が出戻って来た。お栄は久兵衛の仕事を継ぎたいのだが、久兵衛は、女には無理だと決めつけている。


 さて、久兵衛の作る欄間が、金沢の城で使われることになった。たいへんな栄誉で身の引き締まる思いのする久兵衛だが、体の不調と仕事を手伝う弟子がいないことが不安だ。
 一方、これまで城で使う道具類を仕切ってきた扇屋幸助(二瓶鮫一)信二郎(若山騎一郎)父子は、久兵衛に欄間を作られては面白くない。父子は作事奉行の沖十次郎(立川三貴)を抱き込んで、久兵衛に無理難題を押し付ける。
 久兵衛は光圀が描いた松竹梅の絵に刺激をうけて、製作に取り組む。弟子の文吉(ひかる一平)が工房に戻り、お栄も懸命に手伝う。
 そして欄間が完成するが、扇屋の息のかかった盗賊がそれを奪おうとする…。


第15話:
『非道巡察使に喝ッ!』/高山(2001年7月9日放送)

 光圀(石坂浩二)と助三郎(岸本祐二)、格之進(山田純大)主従は飛騨高山の城下に着いた。高山では殿様が国替えになり、侍たちが街を去って行くため、別れの光景が目に付いた。
 そんな街中で助三郎は武家の女房、おいと(古柴香織)に声を掛けられる。おいとはかつておるいに仕えていた娘で、助三郎は久しぶりの再会をうれしく思った。おいとは高山藩士、坂上静之進(永野典勝)に嫁ぎ幸せそうな表情だ。

 ところで高山では、国替えに伴って幕府から巡察使が急に訪ねてくることになり、接待にあたる侍が選ばれる。静之進もその一人となった。


 米倉平十郎(野沢海太郎)、高田郡兵衛(草川祐馬)の二人の巡察使が城に到着するが、横柄な態度に城の侍たちは不安を覚える。二人は藩の財政について徹底的に調べると不気味な笑みを浮かべ、花街での接待を要求する。
 一方、助三郎は米倉を見て、いまわしい過去を思い出した。助三郎が江戸詰めの頃、おいとに乱暴しようとした米倉をたしなめたことから、斬り合いになったことがあったからだ。
 米倉は静之進の妻がおいとだということを知り、おいとに夜伽をさせるよう静之進に強要する。
 幕府の権力を笠に着て、仲の良い夫婦のちぎりを裂こうとする巡察使に光圀の怒りが爆発する。



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