水戸黄門 第29部

2001年4月2日〜9月17日(全25話


みどころ:

21世紀を迎え、石坂浩二が水戸光圀役に扮する、新しい『水戸黄門』がスタートする。
4月2日(月)の第1話は「水戸黄門スペシャル」として2時間の特別編を放送する。(制作発表資料より)
(※写真左から:助さん、黄門様、格さん)
水戸黄門スペシャルでは、史実にのっとりながら、水戸光圀の人物像に迫る。徳川第五代将軍綱吉との確執により水戸藩主だった光圀が隠居させられるまでをドラマチックに描く。
光圀が隠居するまでのいきさつは、これまでのシリーズでは語られなかったエピソード。
好奇心が溢れ、博学で、百年先の日本を見つめて「大日本史」編纂という偉業にも取り組んだ光圀とはどのような人物だったのか。
新しい光圀像を演じる石坂に期待が膨らむ。
衣裳、メークなども光圀の時代を反映させ、新しい光圀像を現出させる。
第1話で隠居した光圀は江戸から水戸へ移り、第2話以降はしばらく水戸領内での物語が綴られ、第5話以降諸国漫遊に旅立つことになる。

登場人物:


水戸光圀(みとみつくに)/石坂浩二(いしざかこうじ)
 水戸藩二代目藩主。若い頃は「乱暴、狼藉、かぶき者」と側近を嘆かせた。年齢を重ねてもその本質ははあまり変わっていない。正義がないがしろにされることが我慢できない。自身が、父頼房の第三男でありながら世子になった不義を、いつも感じていた。徳川永遠の安泰と、戦いのない日本を願っている。一方日常ではユーモアにあふれ、好奇心旺盛の学者肌の、人情厚い人であった。著書は「大日本史」「礼儀類典」「南朝事蹟」他多数。朝鮮人参や黒ぶどう、おらんだ茄子を外国から取り寄せ、庭園で栽培していた。インコ、七面鳥なども飼育していたという。綱吉との対立がもとで、隠居させられるが…。

佐々木助三郎(ささきすけさぶろう)/岸本祐二(きしもとゆうじ)
 「大日本史」の編集長である光圀が信頼する編集者の一人。資料集めに全国を廻ってきた。謹厳実直を絵に描いたような人物だが、実は結構女好きで、酒飲み。剣は一刀流。人の情けにおぼれるのが嫌いで、不幸な人間は努力しないからだと堅く信じているところがある。

渥美格之進(あつみかくのしん)/山田純大(やまだじゅんだい)
 涙もろい性格でだまされやすく、助三郎とは時々衝突することも。しかし、助三郎は格之進にとって兄のような存在で、学問の師でもある。足軽であった格之進の父が早世して、残された五歳の格之進が字をよく知っていることに光圀が気づき、彰考館の手伝いをさせた。光圀を幻の父のように慕っている。

おるい加賀まりこ(かがまりこ)
 光圀の正妻だった関白近衛信尋(のぶひろ)の息女、尋子と一緒に京都から来た女。尋子が二十一歳で亡くなったあとも、ずっと水戸屋敷の奥に残っている。琴も連歌も達人で、光圀引退後は一緒に西山荘へついて来てしまった。一行の旅先にひょっこり現れることもあるらしい。

疾風のお娟(はやてのおえん)/由美かおる(ゆみかおる)
 昔、武田氏に雇われて、信濃、甲斐、駿河を荒らし回っていた風魔の流れを汲む女山賊(おんなやまだち)に育てられた、女風魔の隠れた頭。生まれ落ちたとき、和冠の船に乗って、海外へも行った。光圀の警護をするうち、光圀の中に真の男、真の父性を見るようになる。出自、年齢は一切不明。

せん・みつ・ひで
清水あすか・児玉百合香・尾上彩(しみずあすか・こだまゆりか・おがみあや)
 お娟配下のくノ一。(写真左から、せん・みつ・ひで)

徳川綱吉(とくがわつなよし)/堤大二郎(つつみだいじろう)
 徳川五代将軍。何かのコンプレックスに支配された、好学の君主。同じ好学でも光圀は知識人として独立していたのに対し、綱吉にとっては趣味、遊興でしかない。その点をいろいろと諫言する光圀が疎ましくて仕方ない。六代将軍の座を巡って光圀と激しく対立する。

柳沢吉保(やなぎさわよしやす)/橋爪淳(はしづめじゅん)
 幕府老中。低い身分から綱吉に取り立てられ、側用人、老中と出世。綱吉の信任を得て、幕政を握る。将軍と諸大名の間の情報を独占し、綱吉の悪政を助長する。

素破の次郎坊(すっぱのじろうぼう)/コロッケ(ころっけ)
 光圀の命を狙う謎の人物。

あらすじ:

第 12345678910111213141516171819202122232425 話



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