2012年7月20日スタート金曜よる10時放送


インタビュー

vol.02:榮倉奈々さん×尾木ママ対談!

(photo)

榮倉
現代の教育問題は何がありますか…?
尾木
一番の問題は、学校が楽しくない、子どもたちが幸せを感じられないということですね。「 息苦しいな… しんどいな…」 と思っても、「 自分たちの頃もきつかったよ。父ちゃんだって嫌な思いして苦労したもんだ。」 と、話を聞いてくれなかったりもしますよね。実は、グローバルに見たとき、日本の子どもは世界一不幸なんですよ。
榮倉
えー! (驚く)
尾木
例えば、2007年のユニセフの調査で、「 孤独を感じている 」 と答えた15歳の子どもの割合は、多くの国は 5%〜10% でしたが、日本はダントツの1位で 29.8% でした。2位のアイスランドでも 10.3% しか無いんです。日本は2位の約3倍です。最下位だったオランダなんかたった 2.9% です。国際社会も日本の子どもたちのことをとても心配していて、国連からは日本の教育システムに対する懸念が示されて政府に勧告がでたりしているんですよ。
榮倉
それにしては自分たちは感じてないですね。
尾木
感じてないでしょ。それはメディアに責任があるのよ (笑)。
もっと報道しなきゃ。報道の TBS 頼むわよ!
榮倉
このドラマで皆にそれを伝えていけるようにします…。
尾木
表現方法は色々ありますよね。ドラマはドラマで伝えるというよりも、見ている方々に考えてもらうきっかけになったらいいですね。
僕らの世代は、“我慢して耐えて、競争に打ち勝ってやってくのが本当の人材” のような捉え方がありました。つまりそういう価値観で1960〜 70年代の高度経済成長を遂げてきて、成功させた。2010年以降は、国際社会を見ても成熟した市民社会になってきた… 急速にグローバル化が進展するなかで、新たな学力や新たなパワーが求められています。残念ながら日本ではまだ、世界に通用する学力とは何か、とか、世界が求めている人材はこうだとか、議論にもなっていないしそういう変化にも対応仕切れていません。島国のなかでの競争に固執し、教育は非常に閉塞的な状況に陥っています。
そういう意味では今回のドラマは非常に期待しています!初回は… きっとバッシングされると思いますよ (笑)。これは間違いない!何を考えているのかと言われるぐらいだと思うの。でもそれぐらいインパクトがあった方が、「 … 待てよ。」 と考えてくれるのでは… と僕は思います。
榮倉
そのバッシングを恐れず、思いっきりバッシングされる気持ちで!
尾木
「 よく見たら凄く大事なテーマ発しているぞ!」 と、思わせるようにしなくてはいけないですね。でもそれは、大丈夫よ。だって主役が榮倉さんだもん♪
フフフ… 凄いプレッシャー。ごめんね (笑)。
榮倉
(笑)。

『黒の女教師』公式Twitter

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