2012年7月20日スタート金曜よる10時放送


インタビュー

vol.02:榮倉奈々さん×尾木ママ対談!

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榮倉
今回、私が挑戦する高倉夕子という教師、“悪をもって悪を征する” という極端な教師なのですが、実際に存在している可能性はあるのでしょうか…?
尾木
実際にいたら、即クビですね (笑)。
今回はドラマですから、さまざまな教育問題を “悪をもって悪を征する” という手法でみせていくのは分かりやすいですし、とても深い問題提起が出来ると思います。
例えば、よく “体罰はいけない” と、言いますよね。体罰は人権侵害ですし法律でも禁止されています。けれど体罰を振るわなければ良いか… と言うと、実際にはさまざまな形で教師は子どもたちを傷つけています。
体罰はしなくても、嫌味なねちっ〜とした言い方をしたり罵声を浴びせたりして子どもたちの心を傷つける先生もいます。
今ではやらなくなりましたが、2000年のころは、“競争は良くない” と、運動会の徒競争ではゴール直前で止まってみんなで手をつなぎ、「 せーの!」 でゴールに飛び込む。そんなことが、東京の8割近い小学校で行われていました。“差別をするのがいけない” とか、“子どもがコンプレックス感じてはいけない” のは正しい。だからといって、運動会の時に 「 いっせーのせ!」 でゴールする。これはおかしいですよね。
また、“ワープリレー” ってご存知かしら?運動会のトラックは正式には 400m ですが、そのトラックの中にもう一つ短い距離の小さい輪を作るんです。足の遅い子は中を走らせ、速い子は外周を走らせる… これを “ワープリレー” と言ってこれも流行ったんですよ。
榮倉
知らなかったです!
尾木
知らなかった?じゃあ、そんな変な学校ではなかったのね (笑)。
榮倉
競走相手がいるからこそ、自分がもっと 「 高いところに行きたい!」 と思いますよね。とても不思議な教育方法 (運動会で皆同時にゴールする) だったんですね…。
尾木
体罰は決してあってはいけないけれども、教師のそこにいる子を立ち直らせたいという思いは間違いではない。どうも最近の学校現場は 「 順位をつけるとモンスターペアレントに文句を言われるからやめよう。」 とか、及び腰なんです。間違っていることは、間違っていると毅然とした対応をすることも時には必要なんです。そのことを皆さんに考えてもらう上で、“悪をもって悪を征す” を極端に打ち出していくのはすごく意味があると思います。

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『黒の女教師』公式Twitter

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