授業参観日誌

デビューとベテラン
3月26日

最後の問題児・景浦くんを演じる岡本圭人くん。暴れたり外に行ってしまったりと、なかなか皆と一緒に行動する機会がなくてちょっと淋しそう☆
一人静かに出番を待つ岡本くん、今回が俳優デビュー、どのような気持ちでいるんでしょうか。
岡本くん「自分のセリフを覚えるのと話の流れを追うくらいにして、台本をあまり深く読み込まないようにしたんです。覚えるというより、景浦の気持ちになれば、景浦の言葉として自然とセリフが出てくると思ったので…。
でも、初めてのことだし、そんなこと言っている場合じゃないんですけれど(笑)。」

景浦くんの気持ちで演じた岡本くんの演技、注目です!!


先生の気持ちは景浦くんに届くでしょうか

そして、同じく今回ドラマデビュー、柴崎茜役・趣里ちゃん!
金八先生のことが大好きな茜ちゃん、いろいろと先生のことを助けてくれます。しかし、金八先生を「ハッチー」と呼ぶ生徒はこれまでいなかったような…
大森巡査いわく「こんなふうに金ぱっつぁんに言い寄るような子はいなかったよ。時代は変わったね。」
茜ちゃん役の趣里ちゃん、実は中学生ではなく、ちょっとお姉さんです。
趣里ちゃん「まさかのお下げ髪です(笑)。久しぶりでちょっと嬉しいですね。」


「授業なんて久しぶり★」 

「ハッチー大好き!」

フレッシュな岡本くんと趣里ちゃん、しかし32年間出演された方からすれば、懐かしい撮影現場です。
そう、金八先生とともに地域の子どもたちを見守っていてくれた大森巡査です。
金八先生と大森巡査とのやりとりは、台本をベースにしながら、お二人で作り上げています。土手でのシーン、32年を振り返りながらセリフを作っていきます。
金八先生「高速道路もあそこまでしかなかったのにね。」
大森巡査「かっこいい建物も増えたよね。」
先生「スカイツリー見えるもん!やっぱあれでしょ!」
巡査「今、どれくらい?最終的に何メートルになるの?」

本当にたわいもない(すみません!)話です。でも、そこに32年分の時間の流れがあるんです。どんなやりとりかは、27日をお楽しみに!



そして最後の土手、卒業式に向かう金八先生と大森巡査、それはそれは晴れやかな笑顔です。
先生「歌わない?(と言って、『星条旗よ永遠なれ』のメロディーを口ずさむ)愉快なほうが『らしい』でしょ?『蛍の光』だと泣きたくなっちゃうからね。」
卒業式に向かう道、それは新たな明日への道。威勢よく歩いていきましょう。


「何の話しようか?」 

「笑って終わろう!」 

そして、卒業していくのは生徒たちばかりではありません。桜中学の先生たちも、この番組を卒業していきます。
皆さんのクランクアップコメントをご紹介します!



鹿島田校長役 浅野和之さん 


「ふがいない校長でしたが、この作品に出会えて本当に良かったです。この「金八先生ファイナル」が、さらにいい番組になるように願っています。


北尚明副校長役 金田明夫さん


30代から50代までの長きに渡って演じさせていただいて幸せでした。テレビに出始めたのとほぼ全ての期間なので、悪いことも出来ませんでした(笑)。
学生ではありませんが、ぼくも「金八先生」の卒業生として恥ずかしくないように、これからも頑張ります。



乾友彦先生役 森田順平さん


「泣かないと思ってたのに」

皆さんのおかげで続けてこられました。第1シリーズからここまで続けられて幸せです。こんなに素晴らしい番組に携われたことを誇りに、これからも頑張ります。


遠藤達也先生役 山崎銀之丞さん


終わったという実感がありません。また、誘っていただけるような気持ちで過ごします。ファイナル2で会いましょう(笑)。10年間、ありがとうございました!


川口董子先生役 明星真由美


このファイナルで「人の歴史」を見ました。この場にいられて本当に光栄です。ありがとうございました。


木村正先生役 瀬川亮さん


リアルタイムでずっと見ていた番組でした。その番組に参加させていただいて嬉しかったです。ありがとうございました。


香坂保先生役 加藤虎ノ介さん


子どもの頃、夢中になっていたドラマに出演させていただけて、本当に光栄です。この先もどうぞ頑張ってください。ありがとうございました。


立花かおり先生役 藤澤恵麻さん


歴史的な作品に出演させていただいて、光栄でした。この作品が繋いでくれた『縁』を忘れずに、これからも頑張ります。


矢沢亮先生役 山田純大さん


『金八先生』はドラマの中のドラマです。そのすごいドラマのラストに立ち合わせていただいて、誇りに思います。どうもありがとうございました。


本田知美先生役 高畑淳子さん


本当に終わるの?という感じです。でも、職員室のセットを撤収するときに、記念に机にあったものをいただきました。本当に終わるから、もう使わないんですね。いい作品に巡り会えて幸せでした。


大森巡査役 鈴木正幸さん


最後の収録は荒川土手だと思っていました。なのに、なるべく多くの関係者の方にお会いできるように配慮してくださって、学校のシーンで終わらせていただきました。
でも、最後の土手のシーンで「泣くのかな」と思っていたのですが、卒業式に向かう金八先生と一緒に歌を歌って、吹っ切れてしまいました。32年間、あっという間でした。さわやかに終われて良かったです。




泣いても笑っても明日はファイナル、笑って、泣いて、そして自分と一緒に学んだあの人のことを思い出しながら見てください。

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