現場レポート

24  第7話、放送終了しました!! part3

【仁、再び野風を診察】
結婚式の前夜、野風が仁に最後の診察を請うシーンは、昼間から暗幕を張り、ひっそりと薄暗い中で黙々と撮影が進められていました。横たわる野風(中谷さん)を前に、仁を演じる大沢さんは、まるで過去に診た患者を再診する本物の医者のような佇まいで、「最初にリンパ筋を診ていったほうがいいですかね?それとも、手術跡をなぞってから診察に入ったほうが自然ですか?」などと、医療監修の先生と手順を相談。この日も迷いのない動きで触診のシーンを難なくこなしていらっしゃいました。
このシーンの撮影準備で、セッティングに時間がかかっていたのは照明だったのですが、これは「野風さんの顔色が青白く見えてしまっているので、もう少し調節してもらいたい」という平川監督の意向を汲んでのこと。7話の演出を担当した平川監督は、「乳がんの再発が明らかになったとはいえ、未来に希望を持っている野風を、あまり悲惨に見せたくない」とここでも微妙なニュアンスにこだわり、その要望に応えようと照明スタッフが一所懸命に動き回る姿が印象的でした。
ちなみに、セリフの『間』を大切にするため、仁と野風のやりとりのシーンはなるべく一連で撮ろうという方針のもと撮影が続けられていたのですが、野風が泣きながら「この子を抱けんすなぁ」としみじみ語るシーンでは、平川監督もモニター越しにもらい泣きしていたんですよ。

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仁は、野風とその子供の命を救うことができるのか…!?

さて、ここからは第7話のオフショットをさらにご紹介していきます。

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「え?『南極物語』の撮影風景じゃないの!?」 いいえ、れっきとした『JIN−仁−』の撮影風景です(笑)

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またまた、イタズラのお好きな石丸プロデューサーは…(笑)!?

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雪の上で機材を準備中のスタッフたち

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この凛々しい後ろ姿は…内野龍馬さぁん〜!!

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雪の中をずんずんと歩く、龍馬×東

ではまたあいた、じゃなかった!(笑)
また来週、お会いしましょう〜!!