現代地図でみる「JIN -仁-」の名所

『勝海舟邸』(現・東京都港区赤坂6丁目10-39 付近)

(写真)幕末から明治にかけて「幕臣」として活躍した勝海舟は、本所亀沢町(現・東京都墨田区亀沢)に貧しい御家人の子として生まれたが、赤坂溜池の筑前黒田藩邸に通って蘭学を学んだ縁で、新婚23歳のときに赤坂田町中通り(現・赤坂3丁目)へ移住。出世につれ、赤坂の中で転々と住居を構えた勝だったが、最も華々しく活躍した時期に住んでいたことで知られるのが氷川町(現・赤坂6丁目)で、坂本龍馬が勝を殺すつもりで訪れたといわれる屋敷も、この場所であったという。
現代地図でみてみると、かつて勝海舟邸のあった場所は、ちょうど『TBS』と『東京ミッドタウン』の中間あたりに位置しており、跡地には案内板と木碑が設けられている。

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