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第368回2003年09月28日
ユングフラウ、アレッチ、ビエッチホルン(スイス)
遺産名:
ユングフラウ、アレッチ、ビエッチホルン
Jungfrau-Aletsch-Bietschhorn
所在地:スイス(Switzerland)
分 類:N(i)N(ii)N(iii)
登録年:2001
放送日:2003年09月28日
放送回:第368回
ユングフラウ、アレッチ、ビエッチホルン
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4000mを超える高峰が9つ連なり、ヨーロッパ最大の氷河を擁する「ユングフラウ、アレッチ、ビエッチホルン」地域。中でも、アルプスの名峰と謳われるのがアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山だ。ここは、ヨーロッパ大陸の分水嶺。北側はライン河となって北海へ流れ、南側はやがて地中海に注ぐ。
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全長23km、最大で900mの厚みを誇るアレッチ氷河。降り積もった雪は10年で<氷の河>となり、麓に向かって流れ出す。その巨大なエネルギーが、岩を砕き山を削る。現在目にするアルプスの景観は、1万年前までつづいた氷河期に彫り刻まれたものだ。地球は、巨大な岩の塊なのだ。
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スイスの山の民は、氷河が造りあげた荒涼とした大地を、緑の牧草地に変えた。彼らが、夏100日間を牛と過ごす高地の草原の呼び名アルプが、いつしか山脈の名前になった……アルプスだ。新芽のよい草を食べさせ、美味しい山チーズ(アルプケーゼ)を作るため、牧人は3つの山小屋を上に上にと登る。
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交通の障害でしかなかったアルプスの美しさを「発見」したのは、18世紀、ロマン主義の父ルソーだった。彼の語る景観美はヨーロッパ人を魅了し、アルプスは一大観光地になったのだ。20世紀の初め、アイガー、メンヒを急勾配のトンネルで貫き、ユングフラウの尾根に至る空前絶後の鉄道が開通する。
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