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第369回2003年10月05日
ラヴェンナの初期キリスト教建築群(イタリア)
遺産名:
ラヴェンナの初期キリスト教建築群
Early Christian Monuments of Ravenna
所在地:イタリア(Italy)
分 類:C(i)C(ii)C(iii)C(iv)
登録年:1996
放送日:2003年10月05日
放送回:第369回
ラヴェンナの初期キリスト教建築群
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ラヴェンナの黄金期は、5世紀からわずか150年に過ぎない。古代ローマ帝国が滅亡後、地中海を支配したビザンティン帝国は、総督府をこの地に置いた。皇帝ユスティニアヌスは、キリスト教会と帝国の一体化を宣言。古代ローマの神殿とオリエントの教会が融合した傑作、サン・ヴィターレ聖堂を建設させた。
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ルネサンスの画家が「永遠の絵画」と呼び、詩人ダンテが「色彩のシンフォニー」と讃えたモザイク。無数のガラス片が、1個ずつ角度を変えて置かれ、歩むごとに煌めきが変化する。古代メソポタミアで、石や貝殻を並べることから始まったこの技法は、色ガラスの発明によって神秘の光を帯びた。
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ラヴェンナで世界遺産に登録された、8つの初期キリスト教建築。中でもモザイク芸術の頂点を極めたのが、ガッラ・プラチディア廟だ。見る者との距離を計り、巧みに視覚効果を考えた。19世紀の印象派を想わせる色の世界だ。セザンヌやクリムトは、何度もこの街を訪れ、モザイク技法を作品に採り入れた。
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ラヴェンナは、ポー川河口の湿地に築かれた。人間が住むには適さない環境のため、やがてこの地は見捨てられる。それが、世界にほとんど例のない5〜6世紀のビザンティン美術を、手付かずのまま残した。様式化されたモザイクは「野蛮人のアート」と蔑まれ、ほったらかしだった。再び脚光を浴びるのは、1910年代だ。
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