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第340回2003年02月23日
イビサ、生物多様性と文化(スペイン)
遺産名:
イビサ、生物多様性と文化
Ibiza, Biodiversity and Culture
所在地:スペイン(Spain)
分 類:N(ii)N(iv)C(ii)C(iii)C(iv)
登録年:1999
放送日:2003年02月23日
放送回:第340回
イビサ、生物多様性と文化
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スペイン本土から80km。地中海の西に浮かぶ島、イビサ。北アフリカにも近く、古来さまざまな国や民族の活躍の舞台となってきたこの島には、地中海の歴史を彩る、数々の貴重な遺跡と豊かな自然が残されている。近年は、世界中の若者たちが、自由の象徴として崇める神秘の島。イビサは、文化・自然遺産として、1999年、世界遺産に登録された。
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海の幸、山の幸に恵まれたイビサを狙い、略奪に訪れる海賊やアラブ人を見張るため、多くの見張りの塔や砦がつくられた。こうしたイビサ防衛の集大成ともいえる存在が、イビサの山の手地区。スペイン「黄金の世紀」といわれた16世紀に建設が始まった巨大な城壁は、ルネサンス時代の建築、軍事、技術、美術が一体となった他に類をみない建造物であり、この様式が、やがて南米の植民地都市の建造に強く影響を与えていく。
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イビサの西海岸に残る、紀元前のフェニキア人およそ800人が暮らしていたといわれるサ・カレタの集落跡。海洋貿易により独自の文明を築いたにも関わらず、その痕跡がほとんど残されていないフェニキア人の貴重な遺跡のひとつ。発掘された粉ひきの石などから、この遺跡ではオーブンでパンが焼かれていたと考えられている。
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島を取り巻く地中海特有の海生植物、ポシドニア。イビサでは世界最大級といわれるリーフを形成し、沿岸を嵐による被害から守っている。海の熱帯雨林ともいわれ、1平方メートルあたり10リットルの酸素を1日で産み出し、海水を浄化し、生き物の餌ともなる。海神ポセイドンにその名を由来するポシドニアは、イビサの守護神である。
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