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第339回2003年02月16日
エローラ石窟群(インド)
遺産名:
エローラ石窟群
Ellora Caves
所在地:インド(India)
分 類:C(i)C(iii)C(vi)
登録年:1983
放送日:2003年02月16日
放送回:第339回
エローラ石窟群
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エローラ石窟群のハイライト、ヒンドゥー教のカイラーサ寺院。高さ32m、幅40m、奥行き85mの大きさであるが、なんとこれは一枚の岩から掘り出された。いわば世界最大の彫刻作品といえる。この寺院をはじめエローラには岩盤を堀抜いた石窟寺院が合計34造営され、6〜12世紀頃にかけて一大宗教センターを成していた。
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第10窟は、仏教の礼拝用の石窟である。エローラには仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教という同じ源から発した宗教が混在していた。石窟の造営は仏教が最も古く、前3〜7世紀頃のアジャンター石窟の様式を受け継いでいる。しかし、エローラに仏教窟が造営された頃、すでに仏教はヒンドゥー教の勢いに押されており、やがてインド仏教は衰退していった。
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ヒンドゥー教の第29窟。仏教徒によって様式化された石窟は、ヒンドゥー教やジャイナ教にも引き継がれた。中でもヒンドゥー教では石窟の巨大化がみられ、この29窟では、岩盤を垂直方向に堀抜き、三方に開かれる構造がとられた。そこに彫られた神の彫像は、高さ3mにもなる。
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ヒンドゥー教の寺院には、神々の彫像が無数に彫り込まれている。中でも、もっとも多いのは本尊のシヴァ神。シヴァ神が悪の都をひと矢で射抜いてしまう場面など、神話において、神はことさら人間的に描かれ、エローラの彫像は神の姿を活き活きと「再現」している。
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