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第260回2001年07月08日
ミストラ(ギリシア)
遺産名:
ミストラ
Mystras
所在地:ギリシア(Greece)
分 類:C(ii)C(iii)C(iv)
登録年:1989
放送日:2001年07月08日
放送回:第260回
ミストラ
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ギリシヤ南部、タイエトス山脈。その山中に廃墟の街ミストラが眠っている。ミストラには、絢爛、退廃、落日と言った言葉で飾られてきた芸術美がそのままの形で残されている。ミストラの歴史は13世紀まで遡る。ここに城塞を築いたのはフランク王国だった。その後すぐにビザンティン帝国が奪回し、それから繁栄がはじまる。
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ミストラには、貴重なフレスコ画が多く残されている。1000年間、ひたすら神の世界を描くことに専心してきたビザンティン美術。ビザンティンの画家達が最後に到達した精神世界がここにある。平面的な構図が多いビザンティン美術の中で、この聖母マリアは三次元空間を意識して描かれている。
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ビザンティン帝国の後期は、統一国家ではなく小さな国家の集合体だった。そのため特に建築において地方ごとに様式が異なるという特徴がある。ミストラ独自の建築様式を顕著に示しているのが、14世紀に建てられたアフェンディコ聖堂。4世紀の「バシリカ式」と8世紀の「ギリシヤ十字式」という二つの様式が組み合わされている。
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ギリシヤ正教、最大の祭り「復活祭」が、ミストラの小さな村でも行われた。およそ300人の村人が、司祭から「聖なる火」を自分たちが持参したロウソクにわけてもらう。深夜、キリストの復活を祝った後、村人達はロウソクの火を大切に家に持ち帰る。そしてそのロウソクの火で食卓を飾る。
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