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第181回1999年12月12日
カセルタの18世紀の王宮と庭園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサンレウチョ絹織物工場(イタリア)
遺産名:
カセルタの18世紀の王宮と庭園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサンレウチョ絹織物工場
The 18th Century Royal Palace at Caserta, with the Park, the Aqueduct of Vanvitelli, and the San Leucio Complex
所在地:イタリア(Italy)
分 類:C(i)C(ii)C(iii)C(iv)
登録年:1997
放送日:1999年12月12日
放送回:第181回
カセルタの18世紀の王宮と庭園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサンレウチョ絹織物工場
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ナポリに近いカセルタに建つ王宮と庭園は、バロック末期の傑作として知られる。18世紀に、時のナポリ王の「ヴェルサイユ宮殿を超える宮殿をつくれ!」との命により築かれた。
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設計を担当した建築家ヴァンヴィテッリが、最後まで夢を馳せたのは、王宮の背後に広がる壮大な庭園。全長、実に3km。中央を流れる水路と、緻密な計算によって生まれた水の階段は、そして、庭園の奥にそびえる、高さ150mの滝。全てが、人の手によって作られた人工の庭園装飾なのだ。
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王宮の中央にある主階段は、王宮全体の中でも最高の空間と評されている。足を踏み入れた者を、一瞬にして幻想の世界へいざなう、華麗な116段の階段。その途中に配された三体の彫刻は、王室の権力と徳、そして真実を表わしている。王宮内部には、こうした華麗な空間が広がり、今も、かつての王の過ごした時間をしのばせている。
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庭園を流れる大量の水は、王宮から38kmも離れたタブルノ山からひかれてきた。その途中に築かれたのが、王宮とともに世界遺産に登録された、カロリーノ水道橋。長さ529m、高さ85mを誇る巨大なアーチの橋は、ローマ帝国の水道橋をうかがわせる。一つの庭園を完成させるために、水道橋まで設計したヴァンヴィテッリの執念が、この壮大な景観を作り出した。
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