Q.原作のシリーズに、ついに水野刑事が登場しました。
美人の同期がきて、まわりから羨ましがられる、という雰囲気はわかりますね。
ぼくも、映画やドラマで共演した女優さんたちと再会したときとか、まわりに「知り合いなんだ!?」と聞かれて「まあね♪共演したことあるんやで」って、鼻高くなりますから。逆に、隣のスタジオで撮ってらっしゃる女優さんが、蔵之介さんのところに挨拶に来たときとか、話かけたいけどどうしていいかわかりませんし、どっちの立場も分かりますね。
Q.「ハンチョウ」はじめ、刑事ドラマが続いてますね。
制作の方は、やはり「刑事っぽくない」箸休め的な存在として考えてくださるんでしょうね。
よく「もう役者さんの仲間入りですね」と言われるんですが、ぼくにはそういう感覚がわからないんです。確かに、いろいろな形で役者さんになっていく芸人さんもいますけれど、ぼく自身は、「お笑いをやっているぼく」を見てドラマに呼んで欲しいし、両方きっちりやっていきたいと思ってます。今後も「役者として」というより、「お笑いありき」の面白ポジションとして、見ていただけたら嬉しいですね。