Q.佐々木蔵之介さんの印象はいかがでしたか?
佐々木さんはわたしより年上ですし、演技の経験も長いのに、ご自分の主演ドラマのゲスト出演者ということで、謙遜してわたしを立ててくれました。
こうして歓迎してくれたことが嬉しいですし、韓国から一緒にきたわたしのスタッフたちとも「佐々木さんは、本当にいい人だね!」と話していました。
Q.日本語のセリフで苦労した点があれば教えてください。
初めて日本のドラマに出演したときよりは楽になったと思いますが、以前より微妙なイントネーションが気になるようになりました。
わたしは台本を覚えるのが早いと言われますが、日本語だと、発音だけでなく意味を考えながら感情を入れますので、難しいですね。
Q.パク刑事を演じるにあたり、衣装にもアイデアを出されたそうですね?
初めての刑事役なので、演じていて少しぎこちなさも感じましたが、この役は気に入っています。
男っぽい雰囲気のものは好きですし、わたしは自分自身男っぽい性格だと思っています。メイクもいつもとは変えて、髭をアクセントにしてみたりしました。
衣装に関しては、台本に「革ジャンを着ている」と説明があったので、それをベースに役のイメージと合わせました。
このパク・セジュンという刑事は、模範的な刑事ではないけれど自分の主張をきちんと持っている、行動で示していくタイプです。
アクションもありますし、キレイなものよりは少しかすれた皮質、Tシャツも着古したもの、そして色はダーク系でまとめてみました。
わたし自身は、普段はカジュアルな服装をしています。本当は年齢的にもそろそろスーツなど、きちんとしたものも着たほうがいいのでしょうが、もう少しカジュアルでいさせて欲しいですね(笑)。
Q.安積ハンチョウに「パク刑事は安積班のメンバーの一員だ」と言われて、どう感じましたか?
「安積班」のチームワークに、わたし自身もとても共感しています。
義理人情に厚く、リーダーシップを発揮する安積さんは、やはり「ハンチョウ」なんだな、と思います。ドラマでも撮影でも、違和感なく受け入れてもらって、とても嬉しいです。とても素敵な、いいセリフなので、ぐっときますね。わたしもいつか言ってみたいです。