弁護士高見沢響子⑪ 夢の花 2011.10.17OA
コメント
主演・市原悦子さん
『高見沢響子』を演じて11作目になりました。今回は、これまでほかの作品では何度もお仕事をしている、脚本の竹山洋さんと監督の堀川とんこうさんが初めて『高見沢響子』に挑み、響子のこれまでにない魅力を描いてくれました。仕事一筋で生きてきた響子が正義のために頑張りすぎて、挫折をするという展開に魅力を感じました。今回の響子のように、人生を振り返るポイントが誰にでもあるのではないでしょうか。特に年を重ねると、そのような局面に立つことがあるのだと思います。
響子もドラマの老人も孫娘も、これからどうやって生きてゆくのかを考えさせられます。ドラマをご覧になりながら、それぞれの人物にご自身を重ねて興味を持っていただけるのではないでしょうか。米倉さんとの芝居は難しいですが、楽しかったです。同じ年代の方との共演はやはり刺激的ですね。