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おふくろ先生の診療日記3〜瀬戸内・小豆島編〜 2010.9.20OA

あらすじ

 瀬戸内海に浮かぶ小豆島に向かうフェリーに「おふくろ先生」こと、大田原花世(泉ピン子)がいた。
 小豆島在住の医師が、アメリカの大学で研修を受けることになったため、花世が半年間のピンチヒッターとして赴任することになった。
 そのフェリーには、東京から「婚活」目的で来たという、5日間の農業体験ツアーの一団も乗り合わせていた。ひよんなことから花世は、その中の1人立川唯(北川弘美)と出会う。町が企画して、農家の嫁不足解消のために、小豆島のオリーブ農園での作業を体験しながら、出会いの場を作ろうという試みだと聞く。しかし、唯は住み込みで働きながら、本格的に農業を学べる農家を探すという目的を持っていた。
 フェリーを降りると、「みなと診療所」の井川智恵(あめくみちこ)が出迎えを受ける花世。診療所へと向かう道筋に広がるオリーブ畑を見ながら、訪問診療の話や、醤油など産業の話などを聞き、荷物を解く暇もないまま診療に向かうことになる。
 その帰り道に、花世は唯が参加する農業体験の一団と再会。その指導にあたるのが、島田正三(平泉成)と美弥子(いしだあゆみ)夫婦。美弥子は快活で、明るく一団をもてなす半面、元客船の船長だった夫・正三との間で出来た一人息子をインフルエンザで亡くしてしまうという、暗い想い出を抱えていた。航海中だったこともあり、息子の死に目に会えなかった正三は、その後船を降り、子供の代わりにと、妹夫婦とともにオリーブの木を大切に育てていた。
 ふと見ると、そこに写真を撮っている花世の息子・和博(佐野泰臣)がいた。一流のプロカメラマンを目指す和博は、農業体験の取材で来ているというのだが、唯のことが気になっていることを花世は見抜いていた。
 しかし、親子の偶然の再会となり、花世が喜んだのもつかの間、事件が起こる。結婚式の引き出物にと、発注されたはずのバージンオイル100本が届いていないというのだ? 女性が注文を受けたというのだが、いつも電話を受けている美弥子は記憶が無いという。悩むより、間に合わそうとその場に居た和博と唯も手伝い、家族総出で注文の品を作ることになった。次々に出来上がるボトルを数える美弥子「1、2、3、4、5、6、8、9、10…??」唯が「美弥子さん7を飛ばしていますよ」と、声をかけるが、その意味もわからず、返す言葉も出ない美弥子。
 その場は正三の機転で冗談で済んだが、美弥子が同じ食材を毎日買ってきたり、夕食のメニューが3日も同じだったりと、今までにない出来事が続いた。困り果てた正三は、花世に相談する。その症状から「認知症」の疑いありと、簡単なテストを勧める花世。渋りながらも、テストを受ける美弥子だが、病という現実が明るみにでてしまう。
 「若年性アルツハイマー型認知症」は、次第に記憶を奪い去って行く。
 夫婦の想いで、そして亡き息子の記憶さえも…。花世は、正三に進行を遅らせることを勧めるのだが、夫婦の機微が正三の決断を遮ってしまう。
 しかし、美弥子のどうしようもない行動に、周囲が疲弊して行く。後戻りできない病と、正三の想いを花世はどう解決に導くのか?


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