冬のサクラ前線

祐と『冬のサクラ』スタッフでつづる“サクラ”もほころぶ、こぼれ話を紹介する日記です。
冬に咲く啓翁桜のように、稲葉祐と仲間たちが話に花を咲かせます!

Vol.22

あらためまして、東日本大震災で被災された方々へ、
心からお見舞いを申し上げます。
3月18日にクランクアップを迎えた「冬のサクラ」のキャスト皆さんのコメントを、
最終回の放送を前に、ここで紹介させていただきたいと思います。
キャスト皆さんの、万感の想いを感じ取っていただければ幸いです。


○森迫永依さん
今回のお仕事で貴重な経験ができました。皆さんありがとうございました。

○遊井亮子さん
私はちょっと顔を出すくらいだったのですが、現場の雰囲気がとてもよくて楽しんでお仕事ができました。

○大島蓉子さん
同じ役者仲間からもドラマをいつも観ているという声をたくさん聞きました。こんな素敵な作品に出させていただき、ありがとうございました。

○でんでんさん
この番組のおかげでガラス職人の仕事も身につけました(笑)。今後ともよろしくお願い致します。

○白羽ゆりさん
初の連ドラにしてこのような大役をいただき、本当に幸せでした。理恵を演じながら、こんな友だちがいたら本当に嫌だなと思いながらお芝居をしていました。「冬のサクラ」という作品に参加できて本当にうれしかったです。

○山崎樹範さん
現場で散々へらへらしておりましたが、最後は次郎と千尋の恋模様がちょっと描かれたのがよかったです。
僕らはドラマを作ることしか、芝居をすることしかできない人間ですから、こんなときテレビを見ている人が少しでも元気になったり笑顔になったりすることができるように、これからも一生懸命頑張ることを本官は誓います!

○江波杏子さん
ものすごく運命的な時間というか、すばらしい作品に参加させて頂きましてありがとうございました。
また、私、現実には家族がおりません。こうしてかりそめですがすばらしい家族と、素敵な稲葉ご兄弟、山形の方々と演じられ、こうしてお別れしてしまうのが、とてもさびしいです。でも本当にいい思い出になりました。

○加藤ローサさん
祐さんと肇ちゃんとの撮影が多くて、石川家や山形チームさんとご一緒する機会がなかったのでお会いできないのかなと思っていましたが、こうして最後にお会いできてうれしかったです。

○佐藤健さん
草なぎさんの弟を3ヶ月間、演じることができて本当に幸せでした。個人的にも肇という役が、すごく大好きになりましたので、少し落ち着きましたら「肇と安奈のスピンオフ」がやりたいです。

○高嶋政伸さん
ぼくは生粋のホラーファンでして、台本をいただく度に、どうやって皆さんを怖がらせられることができるかと考えていました。大変な震災という状況において、あらためて結束力が強まることを感じましたし、それによってすばらしい作品が生まれるということを、あらためて知り得ました。ありがとうございます。

○今井美樹さん
久しぶりのドラマで、すごく皆さんにはご苦労をおかけしたと思いますが、すばらしいキャストの方とスタッフの方と、すばらしい時間を過ごさせていただき、この作品は私の宝物となりました。
こうした時期に、命のことをすごく考えて、大切な人のことをずっと大事に大事に考え続ける作品と向かい合うことができて、なんだか運命のようにも感じます。本当にありがとうございました。

○草なぎ剛さん
スタッフの皆さんキャストのみなさん、いろいろとご迷惑もかけてしまったと思います。
いまは一言では言い表せない複雑な想いがあります。東北地方で大地震が起き余震も続く中、みんなで撮影をしていたということ。
今も安否がわからない方がたくさんいらっしゃる中で、僕らには何ができるのだろうか? と思いました。
そんな大変な中、本当にみんなが今できることを精一杯やって、撮影が一日も止まらずこのときを迎えられたことは、ある意味奇跡だと思います。
そして僕らはこの作品に、結果的には助けられたのかなとも思っています。
本当に、罪のない方がこんなにも多く亡くなってしまい、胸の痛い想いもたくさんありますが、僕らの仕事は“夢”や“希望”を伝えることだと思うので、またみなさんといい作品を作っていきたいと思います。


from web担当nobu-c

2011.03.20

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