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第1495回
日本×イタリア 天空浪漫飛行

2018年11月24日 夜9時〜

魅力的で刺激的!
空に魅せられた人を取材?

飛行艇の模型を300機以上も作られているルイジ・プリーナさんという男性を訪ねました。早速、模型のあるお部屋に入れて頂くと、その瞬間「うわっ」となってしまって!というのも、洞窟に入った時などに何匹ものコウモリがいっせいにバタバタ飛び交うような感じがしたんです。良い表現ではないかもしれませんが、でもそれくらい精巧で、そのひとつひとつが違う形で、しかも全部がちゃんと飛ぶんです。

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ルイジ・プリーナさんと

また100年前にローマから東京へ初めて飛行機でやってきたイタリア空軍パイロット、アルトゥーロ・フェラリンに関する注目のプロジェクトを進めている、ジョルジョ・ボナートさんを取材しました。昔の飛行機の修復が趣味の男性ですが、本当に飛行機に夢中で、内から出る情熱が止まらないのだとか。85歳のプリーナさんがPCを使いこなしながら作業される姿も素敵でしたし、お2人からは好きなことに情熱を注ぐカッコよさが溢れていました!

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こちらはジョルジョ・ボナートさん

約100年前、ヨーロッパと初めて空路で結ばれ日本は大騒ぎに?

アルトゥーロ・フェラリンによって、イタリアと日本が空路で結ばれた当時の様子をレポートします。飛行機が出来て間もない時代、危険と隣り合わせだったその大冒険や、飛行機が着陸した時の日本の様子がすごく面白いんです。フェラリンの飛行機が着陸したのは東京の代々木公園で、私はよく行く場所ですが、そんなことがあったなんて全く知りませんでした。しかも着陸時には20万人も集まったそうです。今のように情報がすぐ手に入る時代ではないのに、その人数にはビックリしました。でも飛行機を見たことない当時の人たちからすれば、空から一体どんなものが来るのかと思うし、今の私たちが「UFOが来るぞ!」と言われるのと同じかもしれませんよね。そうだとしたら間違いなく「私も行く!」と思いました!

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フェラリンについて詳しく知りたいとその自伝を翻訳された
フィレンツェ在住の美術家・道原(どうばら)聡さん

取材前は飛行機についてよく知りませんでしたし、正直、フェラリンが危険な飛行を命がけで成し遂げる意味や情熱が、どこからくるのかなと…。また飛行機に魅せられた人たちとの出会いも、私にその良さが分かるか不安でした。でも実際は、大空や飛行機というのは人間の本能の話でもあるのかな?と思ったくらい面白くて魅力的でした!それが伝わったら本当に嬉しいです。

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