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第1495回
日本×イタリア 天空浪漫飛行

2018年11月24日 夜9時〜

ここではミステリーハンター・依吹怜さんにお聞きした撮影の裏話や、
取材スタッフおすすめの天空スポットをご紹介!

元祖ヒコーキ野郎、アルトゥーロ・フェラリンと同じ気持ちに?
飛行機に魂を注ぐジョルジョ・ボナートさんと大空へ!

私が乗せて頂いたのは、ジョルジョさんが5年かけて修復した1942年製の飛行機です。フェラリンの自伝を翻訳された道原さんがジョルジョさんに、私が初めての飛行体験であるのをその場で伝えて下さったので、緊張しながらも期待を膨らませていました。

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離陸してすぐは「本当に優雅だな」と思っていて、ジョルジョさんも私を乗せているのを意識されていたと思います。でもやっぱり気分が段々のってこられたようで…。ジョルジョさんは、飛行機はもちろん操縦も大好きな方なんです。しばらくすると、操縦技術を見せたいモードへと変わったジョルジョさんが、グーンと下降しては「翼が地面に着くのでは!?」という低い旋回を始めました!私が座っていたのは操縦席の後ろで、両サイドにシートベルトが付いていましたが、つかんで良い場所はなく、素人の私はとにかく何も触らないように、ただ必死に乗っていた感じです。

実は1度目の旋回で既に気持ちが悪くなりましたが、そこから低空飛行が繰り返されること3回。しかもふと地上のスタッフを見ると、撮影が上手くいったようで、もう完全に撮っていないのが分かりました(笑)。一番初めの旋回で、地上の撮影隊が「おーっ!」と盛り上がったのを見て、ジョルジョさんも気分がのってしまったのかもしれないですね。

そんな怖さも十分味わいましたが、でも同時に色々な感情も溢れてきて、着陸後は足と手がぶるぶる震えていました!「うわー!」という高揚感、地上に降り立った時の安心感、そして「やった!やり遂げたぞ」という興奮…。もしかするとこの感覚が、さらに次の飛行へと気持ちを掻き立てるのかも?私の飛行体験はわずかですが、フェラリンが命がけで味わっていたのはこういう気持ちなのかと、ほんの少しだけ感じられた気がします。現代のヒコーキ野郎のジョルジョさんは、着陸後に「ごめんね。調子にのっちゃった」とお詫びにチョコレートを下さいました(笑)!

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天空エリアには、ほかにもこんな見どころが!

今回、空と繋がる魅惑の観光スポットを巡った、首都ローマからスイスとの国境付近までの天空エリア。レポートした場所のほかに、取材スタッフのおすすめがトスカーナ州中部ピエンツァにある世界遺産「ピッコローミニ宮殿の空中庭園」です。宮殿のテラスからは、庭園と共に世界遺産のオルチャ渓谷の風景が見事!その絶景はルネサンスの理想郷とも称されています。

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ピッコローミニ宮殿外観

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空中庭園

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オルチャ渓谷

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