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第1491回
バハ・カリフォルニア
生命(いのち)が集う 世界の水族館

2018年10月20日 夜9時〜

今世界中のダイバーを魅了するのは、魚たちのトルネード?

この取材では感動し過ぎて、本当に海の中で何度叫んだか分からないくらいです。時間が経つ毎に段々とアジの数が増えていって、アジのトルネードが出来ていく過程をレポートします!ただ撮影後にその映像を見るとゾッとするほど迫力がある光景なのに、海の中にいた時はまるで違っていました。アジとはいえカツオくらい大きな魚の大群で、手を伸ばせば触れられる程の距離でも、全く恐怖感がなかったんです。透明度の高い海に太陽の光がきれいに差し込んで、アジの鱗がピカピカ光って、何だか巨大な水族館の中にポチャンと入ってしまったような…。とても不思議で、豊かで、あの海を見たらもう他の海では満足できなくなるのでは?と思ってしまうくらいなんです。

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本当に美しく不思議な海ですが、実は一度、魚が消えてしまった海でもあったそうです。その出来事をきっかけに海を守る活動を始めた方に、当時のことをお聞きしました。海に対する思いや情熱がヒシヒシと伝わってきて、その困難さに私も胸がざわめいたりしながら、学ぶことが本当にたくさんありました。こういった活動がさらに広がれば、豊かな海がもっと増えていくかもしれないと、少し未来の海が見られるようなお話だと思います。

体長約8メートルのジンベエザメの集団にも遭遇!
そんなバハ・カリフォルニアを旅した感想は?

ジンベエザメとの出会いは、その巨大さだけなく行動にも驚かされる、ドキドキの体験でした!またジンベエザメが集団で現れる漁村の子供たちに、その様子を聞いたり、一緒に海へ行ったりしたのですが、子供たちにもビックリさせられたことが!船の上からジンベエザメの影を見つけると、まるで友達と会ったみたいに「あ、いたいた。行こうぜ!」と、当たり前に潜っていくんです。本当に色んな世界があるなと思いました。

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普段は単独行動のジンベエザメがこの海では集団に
その理由とは?

バハ・カリフォルニアでの取材中は、ディレクターが少しでも考え込むそぶりを見せると「大丈夫か?楽しんでいるか?」と声をかけられたり、海から上がった私がボーっとしていると「疲れてないか?」と、ケアをされたりすることが度々でした。みなさんやさしくて、ポジティブでユーモアがあって、バハ・カルフォルニアの環境が人をそうさせているのかな?と。
取材に協力して下さった水中カメラマンとバディのお2人が、最後の夜に「星空を見に行こう」と誘ってくれた時は、岬の上で、みんなで波の音を聞きながら、ボーっと星空を眺めて過ごしました。この場所を本当に大切にして、その素晴らしさを伝えようとしてくれる方たちが多かったです。自然との共存という意味がバハ・カリフォルニアには溢れていて、私自身も無心で自然のエネルギーをたくさん吸収できた、そんな毎日でした!

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バハ・カリフォルニアの玄関口 ティファナではグルメレポートも!
「毎日海に潜って、美味しいものがたくさん食べられて
一石二鳥でした(笑)!」(VANRIさん)

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