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第1489回
玄奘三蔵の足跡を追って
シルクロード大紀行!

2018年9月29日 夜9時〜

中国から中央アジア・キルギスへ
そこはシルクロードを味わえる国?

玄奘三蔵の旅の中でも、特に過酷で困難な場所だった天山山脈の取材で、キルギスを訪ねました。取材するまでキルギスについて詳しく知りませんでしたが、首都のビシュケクへ行ってみると意外なことが…。シルクロードの真ん中に位置して、様々な民族がいる中、日本人と似た顔の方がたくさんいたんです。ということはキルギスの人たちからも私は親しみやすい顔(笑)。フレンドリーに話しかけてもらえて、あまり緊張せずに過ごせました。

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また市場へ行くと、怖いくらいにお肉が色々ぶら下がっていて、それをカットするのは斧!そんな光景にビックリしたり、牛や羊、馬などの脂だけを売っているお店を初めて見たりしました。羊のお肉が一番多くて、普段食べる機会が少ない羊料理を色々頂けたのは新鮮でした。塩・コショウのほかスパイスが結構効いた、素材を活かした料理が多かったです。ほかにも食べ物ではスパイスにインドの影響を感じたり、中国のマントウや羊の肉入りのマントウを見かけたり、ロシアに近いのでボルシチなどロシア料理も。それぞれの国や人々の雰囲気は違うけれど、食べ物にはちょっとずつ色んな国のテイストがミックスされている感じが面白かったです。

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今回の取材で一番印象に残った場所は?

玄奘三蔵とも関わりの深いシルクロードの町に、かつて唐が築いたという城塞の遺跡です。その場所を去年、日本の発掘隊が発見して、しかも私たちが発掘現場を取材している間に、歴史的な新発見がありました!
これまで私は、遺跡というと、既に形が分かるものとして存在するイメージがありました。でもこの遺跡が見つかった場所で、最初に目に入ったのは草原!?正直初めは何とレポートすればよいか分からないくらいで「本当にここにあったのかな?」と…。日本隊による発掘作業も、雨が降らないと地面がカチカチになって、一年に数か月しか行えないそうです。そんな土の中からチラリと現れたものが、段々広がって、貴重な遺跡の一部分と明らかになる様子は、驚きと感動がありました!

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「発掘を手伝わせて頂いたらハマってしまって、
何か出したい!という気持ちに (笑)」(尾花さん)

見どころは?

多くの方が「西遊記」の本や映像などで、玄奘三蔵の旅のシーンをご覧になっていると思いますが、今回はそれがもっともっと広がったり…、「こんな道を辿ったのか!」とリアルになったりして、ワクワクされるのでは?また砂漠の中にオアシスが現れたかと思えば、過酷な雪山や草原、美しい湖など、シルクロードで出会う様々な景色に驚かれると思います。そして一緒になって旅していくと、玄奘のすごさやその気持ちになれる面白さもあると思います!

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標高3800mの峠も越えシルクロードを旅したという玄奘

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