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2000年以上前からアジアとヨーロッパを結ぶ交易の路、シルクロード。今回はかつてこの道を旅した中国の僧・玄奘三蔵の足跡をミステリーハンター・尾花貴絵さんがレポートします！一体どんな発見が？取材中、遺跡の大発見にも遭遇！

17年の歳月をかけ中国とインドを往復3万km
今回はシルクロードを旅した僧・玄奘三蔵に注目？

玄奘三蔵といえば、孫悟空が活躍する物語「西遊記」で、三蔵法師のモデルとなった人物ですよね。今回は玄奘が、仏教の源流を求めてインドを目指した、シルクロードの旅路をレポートします。取材前も「玄奘の旅は2000年も前の唐の時代だし、往復3万kmという距離は相当大変だったはず」と思ったのですが、いざそのルートを辿り始めると想像を超えた過酷さでした！しかも今と違って、足もとは草履などで旅の装備が整っていないのに「本当にこんなところを進んで行ったの！？」と…。取材をしながら旅の厳しさにも、玄奘の人物像にもビックリする発見がたくさんありました！

シルクロードの起点、中国・西安で
玄奘三蔵が生きた唐の時代を、見て、学んで、楽しむ体験？

西安では、唐から明の時代にかけて築かれた城壁や、当時の皇帝の避暑地を再現した壮大なテーマパークを取材しました。城壁では夜にイベントがあると聞いたので行ってみると、貴重な歴史遺産で、本当にカッコよくて見応えのあるショーが行われていました！唐の歴史を辿る内容で、城壁を使った大掛かりなプロジェクションマッピングの映像や音楽と共に、当時の衣装を纏った方々が、ダンスなどのパフォーマンスを披露されるんです。同時に、シルクロード交易で栄えた唐の時代についてのアナウンスが流れていました。言葉は分かりませんでしたが、国際色豊かな当時の様子を伝える舞台演出から、「あ、こういう感じだったんだな」と都の賑わいなどが伝わってきました。