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第1474回
戦国三英傑 信長・秀吉・家康
その時 歴史はカネで動いた!

2018年5月26日 夜9時〜

中田さんが発見!
行動経済学は歴史を面白くする??

信長、秀吉、家康など歴史上の人物は遠い存在で、どこか物語の登場人物にも思えますよね。でもそこに経済やお金の視点が入ってくると、見え方がかなり変わってくるし、「自分ならどうするかな?」と考えられるんです。時代劇では、人の行動の裏には情や野望がありますが、今はそれさえ経済に誘導されているのでは?と思えてきて…!

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人の心理と経済が互いにどう影響しているのか研究する
行動経済学者の大竹文雄教授に色々教えて頂きました!

天下人を先生に
お金の使い方が変わるかも?

秀吉はある戦を前に、家臣に有り金全部を配っているのですが、総資産全てを出すなんて、普通はその大胆さに驚かされると思います。でも実はそこに、行動経済学から読み解ける意味や効果が隠されていたんです。もし私が秀吉の立場だったら、有り金を全部なんてあげられませんが(笑)、ただ考え方としては参考になる気がしました。フリーマーケットで「これ以上は絶対値下げしません」と言われたら買うかどうか考えるけれど、言われなかったら「まだ下がるかも?」と本当は欲しいのに買わないふりをしたり、他で探したりして。そういうことを絡めて考えると、現代にも通ずるものがありますね。

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秀吉が褒美として家臣にばらまいた世界最大級の金貨・天正大判

見どころは?

戦国時代に埋められた埋蔵金を取材すると聞いて、行く前はお金の入った普通の壺を想像していましたが、実際にあったのは抱えきれない巨大な甕!中にびっしりお金が詰まっていて、しかも埋められた理由や正確な金額はまだはっきり分からないんです。となると想像が膨らんで、何だかロマンが詰まった甕にも見えてきて…(笑)。今回は取材を通して「人ってすごくお金や経済に動かされているんだな」とよく分かりましたし、巨大な甕を前に「ワーッ!」と喜んでいる自分もつくづく「お金に踊らされているなー」と(笑)。

お金の話は日本ではタブーな感じもありますが、嫌いな人はいませんし、本性が表れる部分も!?経済行動学を通して、信長、秀吉、家康が戦国時代を生き抜いた秘密と同時に、一気にその人間味まで溢れ出てくるのも面白いと思います!

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さらにケチな家康がなぜ最後に笑ったのかその秘密も明らかに!

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