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第1461回
パタゴニア 世界最果てルートを行く!
人類は ナニ見て ナニして ナニ食った

2018年1月20日 夜9時〜

いよいよ最果ての地へ!
そこである人物との再会が…?

人が定住する最南端の村に暮らすクリスティーナおばあちゃんです。パタゴニアには、かつてベーリング海峡を越え、カヌーを漕ぎ続け世界の最果てまで辿りついた人々の末裔が先住民族として暮らしていたそうです。他の部族では混血が進んで、残ったのはヤーガン族のクリスティーナさんただひとりなんです。「世界ふしぎ発見!」では23年前に初めて取材して、私も10年前にお会いしました。ニカッと笑うと周りがポワーっと明るくなって、人がひっきりなしに会い来るようなおばあちゃんと再会出来ました!

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ヤーガン族の人たちは日本人と同じモンゴロイドを祖先に持つ民族

ヤーガン族の昔のお話、そして今の暮らしを取材させて頂いたのですが、すごく心に残ったのは一緒にお墓参りをした時のことでした。クリスティーナさんはヤーガン語でお墓に話しかけられたので、その内容をお聞きしたんです。すると言葉に詰まられてしまって…。実は、ヤーガン語を話せるのはもうクリスティーナさんだけなんです。日々、お子さんやお孫さんに囲まれていても、ヤーガン語で話せる相手は、そのお墓に眠るお姉さんだけなのかと思ったら、私もグッときて心が痛くなりました。言葉は単に会話の道具じゃなく、クリスティーナさんの生きてきた証なんですよね。もし私が日本語を話す最後の1人で、しかも忘れかけてしまったら、なんという孤独なのかと…。

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在りし日のお姉さん・ウルスラさんとクリスティーナさん
色々考えさせられることが多かったという再会
受け継がれてきたヤーガン族の伝統は果たしてどうなっていくのか…?

見どころは?

巨大な氷河やフィッツ・ロイなどパタゴニアの大自然を越えて、環境や景色も変化する中、人類が世界の最果ての地までよく辿りついたな…、とその壮大さをあらためて感じられるところだと思います。氷河ひとつを考えても、一歩一歩が本当に重くて、食べ物もなければ絶望したと思うんです。これまでも大自然に圧倒されることはありましたが、パタゴニアは人間がそう入れないレベルというか…。町にいても一日の中で急に雹が降ったり、晴れたり、寒くなったり暑くなったりするんです。氷河ではさらに厳しい寒さと、陽が照るとものすごい日差しの強さで。人間にとっては脅威になる、そのダイナミックさが映像にも出ていると思います!

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「私たちの祖先のモンゴロイドはかなりすごいのでは?と思いました!」
(宮地さん)

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