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第1461回
パタゴニア 世界最果てルートを行く!
人類は ナニ見て ナニして ナニ食った

2018年1月20日 夜9時〜

ここではミステリーハンターの宮地さんが、
ビーバーのお肉をはじめ取材の裏話を紹介!

思い出の味はどこに…?

世界最南端グルメとしてセントージャ=タラバガニをレポートしたウシュアイアのレストランで、ビーバーのカルパッチョが出てきた時は驚きました。実は一番初めにビーバーのお肉を食べたのは12年前で、チリのプエルト・ウィリアムズを取材した時です。撮影ではなくお招き頂いた村長さんのお宅で、丸焼きのビーバーが1匹出てきました。それがものすごく硬くて、ビーフジャーキーを何枚も重ねたくらい手強いお肉だったんです(笑)。

今回、ウシュアイアで出てきたビーバーのお肉は、見た目もまるで違う薄切りのカルパッチョ。しかも食べると「あれ!?美味しい!柔らかい!」と…(笑)。味もハーブを効かせてマリネしてあるのでさっぱりしていました。

次に、思い出のビーバーの丸焼きに挑戦したのですが…、「足の部分が美味しいよ」と言われても、木の皮のように焦げていて、やっぱり初めは食欲をそそられなかったんです。それがいざ口に運ぶと「え!?ホントだ!美味しい!柔らかい!」とまた驚いて(笑)。そこで観光客にお肉料理を提供しているミゲルさんにお肉が柔らかい秘密をお聞きしたんです。その理由もちょっとビックリするものでした。肉が柔らかいのは、頭を一発で撃ち抜かれてビーバーがストレスを感じずに死んだからだとか。罠にかかって死ぬとストレスで肉が固くなる、というのがミゲルさんの持論。さらに調理にも秘密があって「2、3日熟成させているから美味しいし、お肉が柔らかいんだよ」とのこと。確かに少し脂がのった皮はパリパリで、身は鶏肉みたいでした。「12年前と全く違うな、おかしいなー」と思いながら美味しく頂きました(笑)!

(イメージ)

他にも、世界最南端の都市と言われるウシュアイアでは注目グルメを発見しました!それが「お寿司」なんです。取材させて頂いたのは、ウシュアイア(USHUAIA)でお寿司(SUSHI)ということにちなんだ、お寿司の店「USUSHI」。
家族で経営されていて、さすがに巻きものが多かったですが、それでも全てが手巻き。通常はテイクアウトのみの販売でしたが、特別に試食させて頂くと酢飯もわさびもきっちりと効いていて、美味しく頂きました。まさに「世界最南端の日本食」といった所でしょうか。

□Usushi
Gob.Paz 935, Ushuaia (9410) Tierra del Fuego

(イメージ)

世界の果てにある思い出の地を再訪!

ウシュアイアの観光キーワードは、今回のテーマに相応しく「世界の果て」。世界最南端を走る蒸気機関車に引かれた観光列車、その名も「世界の果て号」で向かった先には、世界遺産にも指定されている「ディエラ・デル・フエゴ」国立公園が広がっていて、そこにポツンと看板が建っています。この看板は、北米大陸のアラスカから伸びるパンアメリカン・ハイウェイのゴールを示しているもので、その距離は17848km!まさに世界の果てなのですが、実は12年前にもこの看板をレポートしていて、まさか2回も来るなんて!と感慨もひとしおでした。

□世界の果て号「El tren del Fin del Mundo」
・出発時間(1日3回 世界の果て駅から出発)
9/1〜4/30 9:30 / 12:00 / 15:00
5/1〜8/31 10:00 / 12:30 / 15:00
・料金
ツーリストクラスの往復料金
大人(17歳以上):850アルゼンチンペソ
子供(13から16歳まで) 500アルゼンチンペソ
(6から12歳)150アルゼンチンペソ
0歳から5歳までは無料
※ほかにも軽食サービスなどが含まれているファーストクラス(1400アルゼンチンペソ)や、プレミアムクラス(1800アルゼンチンペソ)などがあります

フエゴ島国立公園入場料金
外国人 350アルゼンチンペソ
アルゼンチン人 120アルゼンチンペソ

(イメージ)

※この情報は2018年1月のものです

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