2018年1月6日 夜9時〜
実は今回、長崎も取材しました。今年、ポルトガルと関わりの深い人物のお墓とされる場所から、大きな発見があったんです。450年前にヨーロッパまで壮大な旅をしたキリシタンの少年たちの1人で、ポルトガルの教会にも当時のことが伝えられていました。彼らは帰国後に過酷な運命を辿るのですが、ポルトガルでの少年たちの様子や、今年発見された品々が繋がって、その信仰深さや歴史がすごく感じられる部分だと思います。
過酷な運命に隠されていた驚きの真実が明らかに
聖地ファティマです。今年は聖母マリアが6回現れたという年から、ちょうど100年目で、その最後の出現の日の様子を取材しました。このロケには成田を発って、トルコで乗り換えてポルトガルへ向かいましたが、トルコからの飛行機にはフィリピンやヨーロッパ、韓国など色々な国から来た人たちが乗っていました。そのみなさんがロザリオを付けられていたので、乗客全員がファティマの儀式へ？という状況にまずビックリして…。
聖母マリア出現の伝説が残る場所が多いポルトガル
ファティマはその聖地のひとつでカトリックの国際的な巡礼地
100年前の奇跡の出来事、そして聖母マリアが子供たちに託したメッセージとは？
そして最後の出現の日から100年目にあたる日の前夜、ファティマの大聖堂の周りは、何十万もの信者の方やものすごい数のキャンドルで、「一体ここは!?」という特別な雰囲気…。ひとつの奇跡を信じて、色んな思いが集まっている状況は、その様子を伝える言葉を見つけるのがとても難しかったです。車椅子に乗ったおばあさん、親子で来られている方など、祈る幸せや誰かに対する思いなどを持った方があれだけの人数集まると、本当にすごいものがあると感じました。