2017年2月18日 夜9時〜
大陸最古の景観が残るフリンダース山脈です。その中央にあるウィルピナパウンド近郊で、定説よりずっと早くから大陸内部に人類が暮らしていた証拠が発見されたんです。ウィルピナパウンドを空撮で上空から見ると、大きなお皿がすっと置かれたようなクレーター状で、そこだけオアシスみたいに緑が茂っているんです。すごく美しくて、昔の地球ってこうだったのかな?と思うくらいスケール感のある景色が広がっていました!
ウィルピナパウンドはオーストラリアの先住民・アボリジニの聖地
この地に長く暮らすアボリジニの人たちのもとへ
遺跡へ同行して下さったアボリジニの方からは、山の稜線などの景色ひとつひとつに伝説があることを聞きました。どれも長いお話なんですが、例えば「犬が4匹いたんだ」と始まって「世界に光が戻った」と終わるストーリーでは、最後にウィルピナパウンドを指さしながら「そのトカゲがあれだ!」という具合に。アボリジニの人たちがウィルピナパウンドを聖地として生きてきたことを、その場所を見ても、お話を聞いても感じました。
現在調査中のため、場所は明かさないという誓約書にサインをした上で
辿りついた、オーストラリア最古のアボリジニの住居跡の様子とは?
今回はキャンプに注目して、オーストラリア中を駆けずり回りながら、その魅力をたくさんレポートします!それくらい身体をいっぱい使って動き回れる国で、だからこそ景色も料理も楽しめるキャンプをして、大自然を味わい尽くしたくなるのかもしれないですね。またオーストラリアを旅すると、世界最古と言われる場所が本当に多くて、「オーストラリアはやっぱり自然も奥深いんだな」と感じました!