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第1423回
ラオスのことは何も知らなかったけど、
ラオスは□□□□だった。

2017年2月4日 夜9時〜

ラオスで出会ったのは、あの動物?

ラオスはゾウの国と言われているんです。でもその数が今とても減っている現状を取材しました。訪ねたのはゾウの楽園といわれる密林の奥…。私もそうでしたが、普通、ゾウは動物園でしか見る機会が無いですよね。でも森の中でゾウに会うと「あ、こういう動きをするんだ。ゾウはこんな表情をするんだ!」と改めて発見することがたくさんあるんです。また頭の良さにも驚いて、だから虐げられている現状も分かっているのかな?と考えさせられて…。

実はラオスのゾウたちと日本には関わりがあって、京都の動物園でも取材をしました。ラオスから4頭の小ゾウが贈られているんです。ゾウたちと飼育員さん方の様子から、感じられるものがきっとあると思います!私はこの取材をして、「京都へ行く時には、お寺に行く前にまずゾウのところへ行こう!」と思うようになりました。

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北部の山岳地帯で取材したのは、奇跡の布?

少数民族の方たちが織る木綿の布です。綿花を栽培して糸を紡いで、全て手作業で作られているんです。この布を少数民族の方たちと一緒に作っている、日本人女性を訪ねました。

実際に布に触れると、手仕事だからこその感触がありますし、この布で作られた服は、普段の服を着る感覚と違っていました。素材を肌で感じて、「そうだ、服は糸から作られて、織り込まれて、一着になっていくんだ」とか「この一枚にどれだけの時間と手間がかかったのかな」と思うんです。服はオシャレのためで、デザイン性に注目するのとは別の感覚でした。
旅をすると何かしら発見がありますが、でも今回、改めて立ち止まるチャンスを貰えた気がします。一枚の服に袖を通して「あ、なんか、ちゃんと考えていかないとダメだな」という気持ちになった取材でした。

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奇跡の布が作り出される様子、そしてこの布作りに
深く関わるひとりの日本人女性のドラマとは…

ラオスを旅した感想は?

帰国してから「またすぐ行きたい!帰りたい!」と思ったくらい、全部が良かったです。日本でも注目したい国のひとつになるのでは?ただ日本からの直行便は無く、タイ経由で10時間近くかかります。「それだったらシンガポールへ行っちゃおうかな?」と思う方もいるかもしれませんが(笑)、でもそこをあえて今、ラオスへ行ってみるのをお勧めしたいです。○○を見に行くというより、心が落ち着ける場所でした。レポートからその魅力を感じてもらえたら嬉しいです!

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こちらは世界遺産の町ルアンパバーン

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