2016年8月13日 夜9時〜
様々な時代の変遷を経てきた鉄道と駅弁の歴史をレポートします。明治22年、駅弁に革命を起こした商品があるんです。それはとても豪華で特別さを感じさせるものでした。その頃は電車に乗ること自体が日常的でなかったことを考えると、きっと人生で一度経験するかしないかの旅のごはんだったはず…。駅弁から当時の様子や人々の気持ちが伝わってくる気がしました。
駅弁コーナーもある京都鉄道博物館へ!
ほかにも100年以上のロングセラーになっている駅弁や、日本一売れている駅弁などもレポートします。その中には見過ごされがちだけれど、食べたらめちゃくちゃ美味しかったものも!「これはロングセラーになるのが分かるなー!」と、取材して以来ハマっています(笑)。また私も何度となく買ったことのあるお弁当は、ただ美味しくて好きだから食べているつもりでしたが、取材をしてそう単純ではなかったと気づきました!つい買ってしまう秘密がちゃんとあるんです。
九州では立ち売りのレジェンドと呼ばれる男性を取材しました。ご本人はもちろん、レジェンドを訪ねてくるお客さんや、駅や列車の仕事に携わる周りの方たちからもお話を聞きしました。レジェンドの男性はもちろん駅弁を売るのがお仕事ですが、周りの方のお話の中で、それ以上のことが語られるのが印象的でした。多分…、ただ駅弁を売っているだけ、ではないんです。単にそこで買える駅弁というだけではない、その奥深さに触れられたような…。そんな駅弁の一面が感じられるのではないかと思います。
今回のレポートでは駅弁を買っては電車に乗り込んで、見送ってもらったり、手を振ってもらったりの連続でした。そして駅弁を食べて景色を眺めて…、これまで知らなかった特別感を知ってしまいました!みなさんもきっと駅弁の旅へ行きたくなってしまうと思います!