2016年5月21日 夜9時〜
やっぱり人間の英知というのは古代エジプトの時代に濃縮されて、完成された部分があったけれど、一度そこで文明が終わっているから継承されていないんです。だから余計に謎の多い古代エジプトですが…、でも、ヒエログリフという文字が残っていますよね！つまり文字が読めてしまえば、書物の解読も可能に。そのあたりにひかれたのだと思いますが、イタリアはルネサンス期になると、今度は古代エジプトの研究を始めるんです。最高学府を作ってヒエログリフが記されたものやパピルスを、時の権力者がかき集めたんです。そこまで強い関心を抱いた思わくや背景、またフィレンツェの名門メディチ家と古代エジプトを繋ぐ驚きの説もレポートします！
ルネサンスの中心都市フィレンツェへ
人々が古代エジプトから手に入れようとしたものとは？
今回は、古代エジプトと古代ローマ、ルネサンス、さらに近代へと続く2000年もの間に、イタリアとエジプトで点と点だったものが、ようやく線で結びつけられていく歴史の面白さが感じられると思います！時代を超えて注目される古代エジプトのすごさも浮かび上がってくるのでは？それは新しい古代エジプトの見方になりますし、同時に古代ローマやルネサンスの見方になるかもしれないですね！