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第1395回
イタリア エジプト愛の二千年物語

2016年5月21日 夜9時〜

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竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!105ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」
ミステリーハンターは今回で274回目(スペシャルの回は含まず)。

古代ローマ、ルネサンス、そして近代。イタリアは2000年にわたってエジプトを愛してきたといいます。今回、2つの国の時を超えた結びつきに迫るミステリーハンター・竹内海南江さんに、取材についてお聞きします!

イタリアにとってエジプトは2000年以上前から憧れの対象だった?

ピラミッドといえば誰もが古代エジプトのものだと分かりますよね。また細い塔の先端がピラミッド型のオベリスクも、ピラミッドの次に古代エジプトを象徴するものです。でもイタリアには昔からピラミッドがあったり、13本ものオベリスクがなぜかローマに立っていたりするんですよ。そのうち7本はエジプトからわざわざ持って来られたもので、残り6本は古代ローマが独自に作ったものです。

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そこで「ローマにオベリスクが幾つもあるのは一体なぜだろう?」と考えた時に、まずは古代ローマの権力を示すものとして、「よその文明の巨大な物をオブジェとしてもって来ちゃったのかな?」と想像出来ますよね。だからローマにオベリスクがあることは、今まであまり気にしていなかったのですが、でも実はそこにある意図が…!
古代エジプトについてはこれまで色んな角度から取材しましたが、今回、イタリア側から古代エジプトとの関わりに注目すると、「イタリア人はどれだけエジプトが好きで注目していたの!?」と驚かされることになるんです!

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考古学者の河江肖剰(ゆきのり)さんとトリノの古代エジプト専門博物館へ
世界有数のエジプトコレクションがこの場所にある理由とは…?

ミラノ北部に謎のピラミッドが残されていた?

3つの山がエジプト・ギザの三大ピラミッドとそっくりだという場所を、考古学者・河江肖剰(ゆきのり)さんと取材しました。さらにイタリア人のエジプト好きが一体いつから始まったのか探っていくと、古代ローマ以前、2000年以上も前にイタリアに栄えたエトルリア文明まで行きつくんです!エトルリア人が住んでいたというイタリア中部の町で、古代の町の様な遺跡を検証しました。

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エトルリア文明の遺跡からは、なんと古代エジプトのものが幾つも!

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一体どんな文明だったのか…?

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