2016年2月20日 夜9時〜
演説で人々の心を揺さぶる言葉が注目された、ホセ・ムヒカさんです。代表的な一説に「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、限りなく多くを必要とし、もっともっと欲しがることである」というのがあります。
私もムヒカさんの本の中で、「物を買うためにお金を使っているのではなく、時間を使っているんだ」という部分を読んで、その言葉に衝撃を受けました。確かに2000円の物を買うというのは、2000円分の働く時間を使うということですよね。働くことは大切ですし、物欲はモチベーションにもなるけれど、でもそれとは別に心に留めておきたいと思うことを、ムヒカさんの言葉から見つけられるかもしれません。
ウルグアイの国会を取材
ムヒカさんは今も国会議員として活動
またムヒカさんのおっしゃることは、耳が痛い部分もある正論ですが、ただ正論が言えて、しかもその言葉に説得力のある方って中々いないと思うんです。そこでムヒカさんの素顔を知ろうと、町で出会った方からムヒカさんをよくご存じの方まで、色々な方たちにインタビューしました。そこからムヒカさんはもちろん、ウルグアイの魅力もたくさん発見出来ると思います。
ムヒカ元大統領をよく知る人物、オダタケシさんにもインタビュー
日系人との関係がムヒカに影響を与えた?
ムヒカ元大統領が行ったある政策にも驚いたという宮地さん