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イギリス・大英博物館発の謎を解くのはミステリーハンター・瀬戸カトリーヌさん。
あのパルテノン神殿が秘めていた驚きの真実をレポートします！

ギリシャ・アテネのパルテノン神殿を飾る彫刻群には
かつて色がついていた!? 一体どんなレポートに？

古代ギリシャ文明のシンボル・パルテノン神殿を2500年前の姿に！という壮大なレポートです！でも…、まずみなさん、パルテノン神殿に色がついていたというイメージがありますか!?私は「世界ふしぎ発見！」の取材で、パルテノン神殿へ3回行きましたが、ベージュがかった白一色のイメージしかありませんでした。また色が無いからこそ歴史の重みや美しさを感じていたので、「本当は色がついていたんですよ」と聞いても、最初はドッキリかな？と思ってしまったくらいです。

取材はギリシャ、ドイツ、そしてなぜかアメリカへ！

すぐには信じられないパルテノン神殿の新事実ですが、パルテノンの研究を行った色彩学の博士に、ドイツでお話を聞いた時からちょっとワクワクし始めました。最新の科学技術を使うと、一見白い彫像にしか見えないところに、うっすらとピンクや、緑か青のような色が浮き立ってきたんです！そこから、「あれ？もしかすると…」という感じに変わっていきました。

そして、この復元は大がかりです！場所はなぜかアメリカ。そしてCGではなく目の前で、パルテノン神殿が復元されます！初めは白一色だからこそ説得力を持つのだと思っていましたが、目の当たりにした極彩色のパルテノン神殿は想像以上です！単に色がついただけではない驚き、発見があると思います。華やかだけれど神秘的、一体一体の像が色づき始めるのと同時に、今にも動きだしそうな…！そんな極彩色を見て、2500年前の色まで復元出来るようになった、新技術についても考えました。今までこうだったのでは？と考えられていた歴史が、新たな技術で塗り替えられたりするのでは？そんな今後の可能性をすごく感じました。パルテノン神殿復元の様子は、すごく大きな体験になると思います！