2016年1月16日 夜9時〜
家康の人生最大の大勝負といえば関ヶ原の戦いです。それを描いた関ヶ原合戦図屏風には、武将の恰好をしたお坊さん、南光坊天海が描かれています。このお坊さんは呪術で徳川家を守ったといわれていますが、家康と出会う以前の前半生がよく分かっていない、謎の多い人物なんです。実は、一度死んだとされる有名な武将ではないかという説も!レポートでは天海の足跡を追いながら、その素性など色々検証していくのですが、これが本当にドキドキして非常にミステリアスでした!
日光東照宮は、天海が家康を神様として祀った神社ですが、東照宮にはこの武将の痕跡が残されているんです。さらにこの武将にゆかりのあるお寺で、ご住職にお話を伺うと、史実とは異なる内容が!?天海の人物像に迫る中で、色んな事実が繋がっていくところはもう、細胞レベルでワクワクします!
教科書にも載っている武将の自画像
「教科書では表情までは分かりませんでしたが、実物はやさしいお顔でした。
でも心の中を悟られまいとするミステリアスな雰囲気も…」(瀬戸さん)
戦国の世を終わらせて、250年もの平和を築いた徳川家康、そして家康を助けた影の軍団を見てくと、今の時代に通じるものがあると思いました。家康が長く活躍出来たのはやっぱり、人や人脈による部分も大きいのではないかと。それに長けていて、また大事にしたのが家康だったのでは?戦国の三英傑の中で織田信長はカリスマ性があるし、豊臣秀吉も農民から出世したすごい人物だと思います。でもやっぱり家康は、平和な世の中にするという思いと同時に、それをサポートする人脈も作れたから願いが達成されていった、そんな繋がりも感じられるんです。
家康が天海に都市計画をさせた江戸の町、その延長線上の東京に今自分が住んでいると思うと、家康と影の軍団に感謝したくなりました。影の軍団の足跡からは、歴史に隠された謎はもちろん、今までとは違うワクワクする歴史も発見出来ると思います!
影の軍団の残る一人は、家康天下取り最後の大仕事に関わった人物…。
「この人物は、教養や文章能力に秀でています。各々違う力を持つ3人に家康が支えられていたのも面白いですね。もしも今、私の周りに影の軍団のような人たちがいたら、敏腕マネージャーになってくれるかも!?」