2016年1月9日 夜9時〜
そして研究の最新情報に加えてもうひとつの見所は、番組で行った実験です。腸内細菌と肥満の関係ではまだわかっていないことも多いそうですが、肥満の人は腸内に悪玉菌が多いことがわかっています。そこで外食が多いというお笑い芸人の方たち9人に善玉菌によい食事をしてもらい、20日間でどれくらい体重か減るのか検証したのです。この結果は注目です!日本で腸内細菌研究の権威と言われている辯野(べんの)先生もこの実験の結果を楽しみにされていました。
実験にも協力して頂いた
理化学研究所の辯野義己先生
実験に挑んでくださった9人のお笑い芸人の方たち
善玉菌によいとされる3種の食品の中から
指定された食品を20日間規定量摂り
体重と腸内環境の変化を測定しました
ダイエットというと何日で何キロ痩せる?という点に注目しがちですが、今回の実験では20日間の食生活の改善でどれくらい腸内細菌の環境に変化があるかということにも目を向けて頂きたいですね。そこが一番のポイントなのです。食生活の改善で痩せるだけでなく、太りにくい体質になれるというのは凄いですよね。しかも今回の実験では、指定された食品を毎日規定量食べるのがルールで、何かを食べちゃいけないという制限はないのです。
太りにくい体質にするためには
どんな食事がよいのでしょうか?
辯野先生が、「今の若い女性は便秘を甘くみている。ひどい便秘というのは病気だ」とおっしゃっていたのが印象的でした。1週間くらい出ないのは当たり前みたいなことを平気で言う人はけっこういますよね。幸い私はそのようなことはありませんが、今まで私自身も腸に対して関心が足りなかったと思います。ソネンバーグ先生がリビングに写真を飾ってしまうほど(笑)、人の身体にとって腸内細菌はとても重要で、もっと関心を持つとともに、身体にいい働きをしてくれている菌たちのことも考えて食事をすることが大切だと思いました。
番組で行った実験結果をもとに
腸内環境をよくする食品を使った
簡単レシピもご紹介します!