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第1368回
ノイシュバンシュタイン城と姫路城
2つの城のミステリー

2015年9月12日 夜9時〜

今年5年半に渡る平成の大改修を終えたばかりの姫路城をレポートしたのは、神戸育ちのミステリーハンター・瀬戸カトリーヌさん。子どもの頃何度か訪れたという姫路城を改めて取材し、どんな発見があったのでしょうか?

改修後のまばゆい白は期間限定
白く輝く姫路城を見るなら今!

久しぶりに姫路城を訪れて驚きました。白くなったとは聞いていましたが、想像以上に白かった(笑)。世界遺産検定を受けたので、今は姫路城と言えば白漆喰総塗籠(しろしっくいそうぬりごめ)という言葉が反射的に出てくるのですが、子どもの頃に来た時のことを思い出しても、白いという印象はなかった気がします。子どもですから、これが日本のお城、大きい、すごい、かっこいいくらいしか感じなかったのでしょうね。意外だったのは、屋根まで白かったことです。でもこの神々しいまでの白さは3年しか持たないそうです。時を経た美しさはこれから先でも楽しめますが、真っ白は今だけです。白鷺のごとく白い姫路城、一見の価値ありますよ!

(イメージ)

瓦にも塗られている白漆喰
今回の改修ではさまざまな事実も判明
番組でもご紹介します!

姫路城は、私にとって親しみのあるお城でしたが、新たに知ることが多く本当に楽しい1週間でした。まず感心したのが、このお城が要塞としてとても優れていたことです。目の前に大天守があるのになかなか辿り着かない!台風の影響で蒸し暑い日が続いていたので、毎回汗だくでした(笑)。姫路城の防御システムは見所です。あの手この手の仕掛けがあるのです。また姫路城には意外な方法でおまじないがかけられていると教えてくださった宮大工の西嶋さんのお話はすべて興味深かったですね。姫路城は出世城とも言われているんです。数々の防御で敵が命を落としていったお城でありながら、大天守では血が流れていない、つまり城主が自害をしたことがない珍しいお城なんだそうです。

(イメージ)

大天守の最上階には神社が
その神社に祀られた刑部姫に扮した瀬戸さん

番組では夜のお城へ潜入!
大天守の最上階へ!!
姫路城大天守のミステリーとは?

でもとにかく長い歴史をもつお城ですから、姫路城にはミステリアスな逸話がたくさんあります。江戸時代から伝わる伝説や怪談から、あそこに行くと感じる人は感じるといった話まで。お城の歴史を知ると、また建物を見ているとこのお城には人の想いが渦巻いていると感じます。でも私には、それはそんなおどろおどろしいものには感じませんでした。夜にお城の中で撮影をした時に、最初は少し怖かったのですが、なぜかだんだん心が落ち着いてきて、最後にはお城に守られているような気持ちになっていったのです。それが嬉しくて、今度は一人で来てみたいと思いました。出世城ですしね(笑)。

(イメージ)

「撮影中、いつもよりたくさんの方に
声をかけて頂いて地元の温かさを感じました」(瀬戸さん)

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