2015年9月12日 夜9時〜
死ぬまでに行きたい世界の名城で1位のドイツ・ノイシュバンシュタイン城と2位の姫路城。是非、訪れてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。ノイシュバンシュタイン城のあるバイエルン州は観光名所がたくさんあります。この地にまつわるスイーツのちょっと意外なエピソードを、豊田エリーさんのコメントと共にご紹介します。また姫路城の楽しみ方を、瀬戸カトリーヌさんが教えてくださいました。
「何気なく食べていたババロアですが、フランス語で‘バイエルンの’という意味があるそうです。ドイツでは、バイエリッシェ・クレーメ(バイエルンのクリーム)と言います。ミュンヘンのカフェで、19世紀頃のババロアを再現して頂きましたが、名前のように食感はクリームのようでした。これまで食べたプルン、ふわっとしたババロアのイメージとはちょっと違いましたが、トッピングのベリーとチョコに良く合っていました」(豊田さん)。
ババロアの起源には諸説がありますが、フランスの宮廷に入ったバイエルンの貴族のためにフランスのシェフが考案したと言われています。フランスのものが好きだったルードヴィッヒ2世も好んで食べていたかもしれませんね。
手前のグラスに入っているのが19世紀風ババロア
■19世紀のババロアを再現してくれた
バイエルン伝統菓子店
店名:Stadtcafé Würkert
住所:Reichenstr. 5 87629 Füssen
「取材で私が久しぶりに姫路城を見た日、雲はなく空は水色でお城が空にとけていくような感じがしました。お城が真っ白な今、天気や時間によって変わる印象がより鮮明に感じられると思います。昼だけでなく、ライトアップされた姫路城も幻想的で素敵でした。しかもライトは春夏と秋冬の2バージョンあるそうです。また年に1回くらい夕日でお城が真っ赤に染まることがあるそうです。私が見た夕刻の姫路城はオレンジピンクでした。赤い姫路城、見ることができたら超ラッキーですね!」(瀬戸さん)
■姫路城のライトアップ
時間:日没から22時まで
4月1日〜10月31日までは白色系、11月1日〜3月31日までは暖色系のライトで照らす
*2015年9月現在