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第1368回
ノイシュバンシュタイン城と姫路城
2つの城のミステリー

2015年9月12日 夜9時〜

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豊田 エリー(とよた えりー)

1989年1月14日生まれ。東京都出身。趣味は映画観賞、写真、スキューバダイビングで、現在フランス語を勉強中。テレビ、CM、雑誌等で幅広く活躍。
オフィシャルブログは「La Fee Papillon」、インスタグラムは「ellie_toyota」。
ミステリーハンターは今回が初めて。

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瀬戸 カトリーヌ(せと かとりーぬ)

趣味は映画鑑賞、恐竜。特技はイラスト。フランス人の父と日本人の母を持つ。タレント&女優としてテレビ、ラジオ、舞台等で幅広く活躍中。三谷幸喜作・演出による舞台「オケピ!」「恐れを知らぬ川上音二郎一座」三谷版「桜の園」、「イット・ランズ・イン・ザ・ファミリ-」、ミュージカル「ザ・ヒットパレード〜ショウと私を愛した夫〜」「ウィズ〜オズの魔法使い〜」、映画「清須会議」(監督・三谷幸喜)などに出演。また世界遺産検定3級に見事一回で合格!難易度が高い2級も目指している。ミステリーハンターは今回で29回目。

次回「世界ふしぎ発見!」の舞台はドイツと日本。美しき名城、ノイシュバンシュタイン城と姫路城のミステリーに迫ります。まずは、ノイシュバンシュタイン城をレポートしたミステリーハンター初挑戦の豊田エリーさんにお話を伺いましょう。

築城した王ルードヴィッヒ2世の
想いが詰まったノイシュバンシュタイン城
王の想い描いた夢の城とは?

ノイシュバンシュタイン城は、お城自体はもちろん、その周囲の景色も美しいところにまず感激しました。私たちはミュンヘンから車でお城へ向かったのですが、次第にビルなどの建物が少なくなって緑が多くなり、現代から過去へタイムスリップしていくようでした。そして小高い山に聳えるノイシュバンシュタイン城を見た時には、物語の世界へ迷い込んだような気分でした。お城から周囲の景色を見渡しても、現代的な建物はほとんど見られなかったですね。お城が建てられたときと変わらない景色を見ることができるって本当に素敵だと感じました。そんなところもノイシュバンシュタイン城の魅力だと思います。

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「少し離れた所から見る外観、お城の中の装飾、そしてお城からの眺め
すべてが素晴しかったです」(豊田さん)

また今回の取材では、お城の中の美しさもレポートしています。外観が有名なノイシュバンシュタイン城ですが、お城の中も見所がたくさんあります。そしてどの部屋にも築城したルードヴィッヒ2世のこだわりを感じました。ただ装飾が豪華で美しいというだけではないんです。すべてにルードヴィッヒ2世の想いや、意味があって、そのことがとても印象的でした。なかにはこれが部屋?という所や、当時の最新技術を駆使してある所などもあって面白かったですね。

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芸術をこよなく愛したルードヴィッヒ2世の肖像
黒柳徹子さんも憧れたという美男子!

そしてノイシュバンシュタイン城は、このお城を建てたルードヴィッヒ2世そのものと言われています。取材をして、まさにその通りだと感じました。でも17年も城造りに没頭していたルードヴィッヒ2世は、完成を目前に亡くなってしまうのです。彼の人生を辿ると、ちょっと切ないですが、哀しみや孤独を抱えていたからこそあの名城が生まれたのかもしれないとも思いました。お城の至る所で感じられる彼の強いこだわりは、彼の孤独感の強さにも思えるのです。ノイシュバンシュタイン城は、誰もが写真などで一度は見たことのあるお城ですし、多くの人が一度は行ってみたいと思う名城です。今回の番組では美しい建築物としてだけでなく、ルードヴィッヒ2世の人生としても味わって頂ければと思います。

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城造りに没頭したルードヴィッヒ2世は
時に‘狂人’と揶揄されることもあった
しかしそんな彼にも心開ける存在がいた
彼の唯一の理解者に扮する豊田さん

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