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11世紀から代々続く酪農家のもとで、チーズ作りを体験？

マッターホルンの麓の暮らしをご紹介する中で、代々続く酪農家を訪ねて、伝統的なチーズ作りの様子をレポートします！チーズ作りは朝、牧草地へ牛を移動させることから始まって、大量のミルクからチーズを作り上げるまで、微妙な頃合いを見ながらの作業も多くてとにかく大忙し！酪農家のお父さんにインタビューをしても、ひとこと話すと「あ、お母さんに呼ばれているから戻らなくちゃ！」という感じで(笑)。お手伝いするのも最初は戸惑う部分がありましたが、そうこう言っていられないくらい忙しくなって、後はただもう必死！乳搾りも中々難しくて、しかもその間ずっと、牛の尻尾がブンブン来るんです(笑)。

またお母さんが昼食を用意して下さったんですが、その材料は野菜からベーコンまで、全て麓の牧草地で育てられたものでした。ふるまって下さったお料理の味が忘れられません。美味しかったです！このロケではかなり太りましたが、幸せでした(笑)。次の取材で別の場所へ移動しても、朝、目が覚めて5時くらいだと、「あ、お母さんたちはもう乳搾りをしているんだな」と思ってしまうくらい、心に残った取材でした。

マッターホルンの全貌をレポート？
初登頂成功に秘められたもうひとつの物語が？

町中からは中々その姿全体が分からないマッターホルンを、ヘリコプターに乗って、雲を抜けたところからレポートしました！マッターホルンが真正面からガッと視界に入った時は、もう震えが止まらなくて…、本当にビックリしました。涙がこぼれるくらい美しいんです。

そんなマッターホルンは、数あるアルプス名峰の中でも、最後まで登頂不可能とされた魔の山…。今回は、マッターホルン初登頂の成功に秘められた、もうひとつのストーリーに注目します！初登頂の栄光をつかんだ瞬間の悲劇に、新たな真実が見えてくるんです。ヘリコプターでマッターホルンに近づくと、「こんな場所をどうやって登ったの!?」と、その険し過ぎるルートをより近くで確かめられました。遠くから眺めるマッターホルンは美しいけれど、近づくとまた別の顔が表れてくるんです。しかも頂上は驚くほど狭くて、立つだけでも命がけの場所。そんな山の様子から、初登頂を果たした人たちの気持ちに近づけるかもしれません。より近くでマッターホルンを見ながら、初登頂に秘められたもうひとつの物語について、色々想像が膨らむのも見どころだと思います！