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第1363回
初登頂150周年 ザ マッターホルン ストーリー

2015年7月18日 夜9時〜

番組でご紹介したマッターホルンの断崖絶壁に迫る空撮や、ヒートアップするスイスの国技のひとつシュヴィンゲン。ここではスタッフによる取材のこぼれ話をご紹介します!

ヘリコプターでマッターホルンへ!

私たちがヘリコプターでマッターホルンの撮影に出発する前には、ヘリスキーを楽しむ方たちが山の上まで運んでもらっていて、スケールが違うな〜!と思いました。「マッターホルンの山小屋まで行って下さい」など、タクシー代わりにヘリコプターを使うこともあるようです。アルプスの山深い土地柄ということで、普通に利用する人たちも多いようですね。
今回、私たちが空撮を依頼した会社は、レスキュー出動を行う救助ヘリでもあるので、腕は確かでした。撮影時は、マッターホルンの頂上に降りられそうなくらいまで接近してくれましたし、安心して乗っていられましたから。この会社は観光フライトなども行っています。標高4477mのマッターホルンを見下ろすという、なかなか出来ない体験ですので、機会とお金に余裕があれば行ってみることをおすすめします。

会社名 エアーツェルマット Héliport Zermatt
料金  マッターホルン観光フライト20分 220CHFなど
2015年7月現在

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腕が確かとはいえ白石さんは、やっぱり恐そう!?

マッターホルンの麓の村で開催される初夏のイベント

行われたのはスイスの国技のひとつで、スイス相撲とも呼ばれるシュヴィンゲンの大会。その内容はレスリングに近く、おがくずを敷いたサークルの中で組み合って、両肩が地面についた方が負けというものです。見ていると、ちびっ子の場合は本当にかわいい試合が多くて心が和みましたが、大人の試合になると真剣勝負そのもの!実際、試合中に負傷して、救急車が出動するほどです。選手は力自慢の仕事をする人が多く、準優勝の人は山で木を切る仕事、優勝者は精肉店の仕事だそうです。地元の名誉にかけて試合に臨む人が多く、子供たちも含めみなさん本気!祭りではなく、本当の試合でした。

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優勝決定戦では、白石さんが若い方の選手にキャーキャー言っていたので、好みのタイプだったのかもしれません(笑)。腹筋が割れているので、チョコレート君と呼んでいました(笑)。
「決勝戦に出られた方はちょっとタイプだったので、コーディネーターさんと盛り上がって応援していました!すると彼が、じゃあ優勝したらチョコレートみたいな腹筋を見せてあげるよと言ったんです(笑)」(白石さん)

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しかし、思い入れが強すぎたのか、結果は準優勝…!
こちらは優勝者の男性、心なしか複雑な表情!?

この大会では参加賞として、椅子かチーズフォンデュ鍋どちらかを選べるのですが、なぜか鍋をもらう人が多数でした。毎年行われる大会なので、「毎年鍋をもらうのか!?」とちょっと不思議に。実情として、椅子の数が少なかったようですが、でもちびっ子から体格のいいおじさん選手までが、同じチーズ鍋を貰っていく様子は可愛い感じでした。やはり、賞品よりも名誉を大切にする、ということがよく分かる大会でした。

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