2014年11月29日 夜9時〜
アルゼンチン南部にあるパタゴニアのバルテス半島です。日本とは地球の反対側で、春を迎えた今、様々な生き物の姿が見られるんです。目的の場所に着いたらもう、何秒も経たないうちに…、いきなりワーワー!ブーブー!?鳴いていたのはたくさんのゾウアザラシで、体重2トンもの肉食男子(?)が、ハーレムを作っていました。地元のコーディネーターさんが「こんな光景はめったにないね」というほどの恋のシーズン真っ只中の展開に!さらに、この場所でしか会えない、肉食の海のギャングが現れたんです。目の前で、生き物たちの命がけの光景が繰り広げられる様子をレポートします!
可愛い動物もいっぱい!
行ってみると…、不思議な形の岩が沢山あって、月世界を思わせるところでした。そして、この場所で取材したアルゼンチンの恐竜の世界は、本当に面白いものでした!実は今まで恐竜にあまり興味がなく、博物館などで男の子がワクワクするのを横目に、どうも真実味が感じられず…(笑)。ところがアルゼンチンで、この恐竜の発掘現場に行くと、2億3千万年も昔の恐竜の骨がごろごろ!また古生物学会のレジェンドと言われる博士から、恐竜を通して見えてくるお話を色々と伺ったり、今の生物が恐竜の時代からの生き残りだったと改めて感じたり…。イメージが掴みにくかった恐竜が、「本当にいたんだ!」と確信させてくれる、特別な場所だと思います!
場所はアルゼンチン中部
お話を聞かせて下さった博士と
やっぱりアルゼンチンならではの肉食系のマインドですね!それと太古の生命がすぐ発見できてしまうすごい場所!という部分だと思います。
日本からは本当に遠いけれど、その大自然も心に残りました。パタゴニアに滞在した夜、外に出たらすごい星空が!アフリカでも星空に驚いたことがありましたが、それ以上だったかもしれません。地平線までバーッと埋め尽くす星に、本当にビックリしました!また昼は、空がマーブル模様になるんです。ピンク、水色、紫が混じり合ったようなカラーに。偏西風によるものだそうですが、独特な空でずっと見ていても飽きませんでした。
「肉食系恋愛術は、日本とはこんなに違うの!?という
面白さがあると思います!」(坂本さん)