バックナンバー

2億年以上も昔、この地で誕生し、生存競争を繰り返した恐竜。
男女の情熱的な恋の駆け引きが表現されているタンゴ。
そんな「肉食」大国アルゼンチンの謎を、
ミステリーハンター・坂本三佳さんが体当たりレポートします！

まずアルゼンチンの印象は？

初めて訪れましたが、同じ南米のブラジルやペルー、メキシコ、エクアドルへいった時と、少し違いました。どちらかというと白人系の人が多く、街並みもヨーロッパの雰囲気。アルゼンチンでダイレクトに南米を感じたのは、食べ物でした(笑)。私は好んでお肉を食べる方ではありませんでしたが、アルゼンチンの郷土料理、炭火焼のお肉は本当に美味しいんです！余計な味付けはしていなくて、お肉そのものの旨さが感じられました。皮のパリパリ感や焦げ目の付け方など、部位ごとに最適な焼き方で、全てが計算されているような感じもしますね。アルゼンチンのみなさんの食べっぷりもさることながら、今回は色んな意味で、この国の“肉食”に注目します！

圧倒されつつ…、官能的なアルゼンチン・タンゴをレポート？

私が経験のある踊りというと、日舞なんです。だから男女の駆け引きが情熱的に表現されるタンゴは正反対。いざ踊ってみると、日本人の感覚からはかけ離れた動きで、すぐ恥ずかしくなっちゃうんですよね(笑)。もちろんタンゴは本当に盛んで、首都ブエノスアイレスの路上では、女性が大胆なスリットのドレス姿で踊っていました。観光客のおじさんが女性ダンサーに足を絡められて、「こういう風にポーズをとるのよ！」なんて、リードされながら記念撮影をする姿も(笑)。アルゼンチン女性の色気と積極性は本当にすごくて、この国にいるといい女レッスンになりそうです。恥ずかしがらず、自分を堂々と見せて、男を蹴散らすくらいの強さで(笑)！でもダンスの動きは男性のリードについていくとか、その絶妙なバランスも面白くて、奥が深いんです！