2014年6月21日 夜9時〜
そしてパナマと言えば、やっぱりパナマ運河ですよね。今年は完成100年のメモリアルイヤーということで、通常月2回くらいの運河観光クルーズがほぼ毎日にように運行されているんです。パナマ運河はとても有名ですが、実際にどのようにして貨物船が運河を航行しているのか見たことがある人は少ないのではないでしょうか。私も初めて見て驚きの連続でした!
水位調節をして船を航行させる閘門は運河の見所のひとつ
「河口付近にあるフローレス閘門周辺にはレストランなどが
たくさんあります。観光するなら午前中と午後2時頃くらいに
貨物船が多いそうですからその時間帯がおススメ」(白石さん)
世界中から来た貨物船がどのようにパナマ運河を通るのかという光景は今回の番組の見所のひとつですね。想像しているより運河がずっと狭かったのが印象的でした。でも運河をしばらく航行していくと、山や熱帯雨林の森を切り開いて運河を造ったことがよくわかる場所へきます。100年以上前に、人力でそのような工事をすることはどれほど大変だったのかと思わされます。滅多に見ることができない映像が満載ですので、是非ご覧になって頂きたいですね。
貨物船の形や大きさにも
パナマ運河に関係する秘密が!
また今回は、まだ発見されたばかりのエル・カーニョ遺跡も取材してきました。発掘したばかりの遺物も特別に見せて頂き、こちらも見所です。世界初公開のものもありますよ!そして遺跡を案内してくださったフリア・マヨ博士がまた魅力的なんです。とてもお美しい方で、チャーミング。私が発見された黄金を見て「美しいですね、こんなきれいな物が出てくるとワクワクしますよね」と言うと「私は黄金より動物や人間の骨の方が胸が高鳴るわ」と(笑)。確かに発見された骨により浮かび上がってきた説を説明するマヨ先生は本当に活き活きとして輝いていました(笑)。
家畜の牧草地から黄金が発見された
2005年からエル・カーニョ遺跡を
発掘調査しているフリア・マヨ博士