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第1313回
ピラミッドは巨大な木だった!

2014年4月19日 夜9時〜

ピラミッドの謎を追って向かった、注目の場所?

巨大な木がモデルになったものもある古代中米文明のピラミッドですが、普通は大きな木というと、どれだけ幹が太いとか、枝葉が茂っているかに注目しますよね。でもこれが違っているのも面白いところなんです。古代の人たちが大切にしていたのは、木が根を張り巡らす地下…。そこで3000年前の地下世界をそのまま残す洞窟遺跡や、2000年前に15万もの人々が暮らしていた大都市、テオティワカン遺跡のピラミッドから発見された地下通路をレポートしました!

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テオティワカンの地下通路には星の様にキラキラ光る壁が…
ついに発掘最終段階へたどり着いた全長103mの地下通路の様子とは?

ただこの洞窟レポートは本当に大変でした。洞窟探検は大好きなんですが、実はコウモリが苦手で、しかもロケの時期はちょうど繁殖期。洞窟に入った瞬間に、低空飛行するコウモリとものすごい羽音が!?でもそこを進んでいくと…、神秘的な鍾乳洞や壁画をはじめ、想像を超えた地下世界が広がっていたんです!

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古代の人たちの地下世界への思いとは、一体どんなものなのか?

レポートをふり返った感想、また見どころは?

今回、ピラミッドに秘められた謎に迫ろうと、地下から天空までレポートしましたが、気が付くと自分の中に変化が…。というのも今まで星空など空を見上げた時は、自分が一番下にいるものだと思っていました。でも今回、地下世界という存在を意識するようになってから、自分が地上という真ん中にいる感覚が出てきたんです。地面の下に、広がりやエネルギーのある世界があるのかと思うと、もう本当に不思議で面白い感じに…!空間的に真ん中にいるなんて、普通は意識しませんよね。そんな風に感覚が変わってしまうくらい、インパクトのある世界観を感じることが出来ました。レポートを通して、ぜひこの面白さを味わって頂きたいです!

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ジャングルの海に浮かぶティカルのピラミッド

また天上界・大空に注目して、3000年も前から空や方角にとてもこだわってきた町も訪ねました。そこでは、陽が上ってその恩恵を受けて私たち生き物が生きていける、今の私たちには当たり前のことが、昔の人にとっては違うことをあらためて意識しました。今回のレポートでは、当たり前に思っていたけど実はそうではないんだ…、と思うことがすごく多かったです。「価値観を変えるにはインドがいい」という話を聞いたことがありますが、私には中米も良かったなと思いました!

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大空や天文学に関連するものが
次々出土されているグアテマラの遺跡へ
古代人の太陽への思いは今も地元の人たちの儀式の中に…

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