(毎週変わるイメージ画像)

(ひとしくん)

バックナンバー

毎週土曜日 よる9:00から放送

バックナンバー

第1236回
メキシコを掘り起こせ!
今、甦るアステカ王国

2012年6月30日 夜9時〜

世界の食卓で愛されている
古代メキシコの人たちが品種改良した野菜

2010年、料理としては初めてユネスコの無形文化財に認定されたメキシコ料理。その歴史と魅力をミステリーハンターの坂本三佳さんのお話と共にご紹介いたします。

(イメージ)

アステカ時代からの畑を引き継ぐソチミルコの農家の方と
カボチャの苗を植える三佳さん

ジャガイモ、トマト、トウモロコシ、カボチャ、ピーマン、サツマイモ、唐辛子、インゲン、落花生…これらの野菜はすべて中南米原産です。食材としてだけでなく、加工品や調味料などの原料にもよく使われる私たちの食生活に欠かせないものばかりですね。しかも栄養価が高く優秀な野菜です。しかしこれらの野菜も、もとは自然の中に自生していた植物。メキシコの人たちはそれらを食べやすく栽培しやすい品種に改良しました。番組では、トウモロコシについてふれましたが、アンデスの乾燥した高地が原産のトマトを、熱帯の水辺でも栽培できるように改良したのも古代メキシコの人びと。トマトの語源もアステカのトマトル(ふくらむ果実)からきているとも言われています。メキシコには古代から素晴しい品種改良技術があり、その伝統と功績は今も受け継がれています。

外部サイトへリンクします