2012年6月30日 夜9時〜
「今回メキシコでは、取材の対象だったこともあって、いつもよりタコスを食べる機会が多かったのですが、その美味しさを再発見しました!タコスは日本でも居酒屋さんのメニューにあるくらいですし、アメリカでも何度か食べましたがやっぱり本場メキシコがダントツに美味しいですね。現地では屋台など立ち食いタイプのお店がたくさんあるのですが、お昼にはサラリーマン風の方たちも来てほおばっています」(坂本さん)。
「一番人気の具は、スパイシーなソーセージの
チョリソでした。チョリソはそのまま包むのではなくて
粗いみじん切りにしていましたね」(坂本さん)。
「何でこんなにメキシコのタコスが美味しいのか私なりに考えたのですが(笑)、肉の調理法と素朴な野菜にあるのではと。お肉はシンプルに焼いただけですが、鉄板の火力でジューシーに焼き上がっているんです。そしてそのお肉のうまみを引き立ててくれるのが、香りがあって味の濃い野菜です。でも野菜こそ重要なポイント。トマト、玉ネギ、アボカドのディップ、それからメキシコではサボテンもポピュラーなトッピングでした。サボテンは、味は強くないのですがオクラのような粘り気があって食感がよく、他の野菜とのつなぎ役にもなってくれます。それらすべての具を包むトルティーヤの香ばしい香りも最高で、ガブッとかじりつけば、ウマイッ!のひと言ですね(笑)」(坂本さん)。
タコスに欠かせないトウモロコシの粉で作るトルティーヤ
日本で市販されているトルティーヤのほとんどは
小麦粉が多く配合されていますが本場は100%トウモロコシ!