2012年6月16日 夜9時〜
番組でもご紹介した富山県の神秘を体験できるスポットを、取材をしたディレクターたちに教えてもらいました。
今も海底に眠る古代の森
1980年に世界で初めて富山湾の入善町沖合で発見された「海底林」。今回番組では、第一発見者の下田さんの案内で現在の様子をご紹介しました。残念ながら、海底林を見るためのダイビングツアーなどは特に行われていませんが、太古の森の迫力を実感できるミュージアムがあります。
■富山市科学博物館
住所:富山市西中野町一丁目8-31
下田さんが発見した入善沖の海底林。当時発見された木の根が展示されています。その形は、まるで恐竜の骨のようでした。
およそ2万年前に富山に生息してたナウマンゾウ
■魚津埋没林博物館
住所:魚津市釈迦堂814
入善と並んで海底で古代の森が発見されている魚津。この博物館では、巨大な水槽に埋没林(木の根)を展示しています。最大のものは全長何と10メートル!樹齢500年以上と推定されています。実はこの博物館、埋没林が発見された所に建てたので、木は見つかった場所から動かしていません。水槽の中の巨大な木を見ていると、何だか太古の森に誘われていくようなふしぎな気持ちになりました。
2000年前の埋没林の展示
水槽の中の水は立山の湧き水
この湧き水が海底林の痕跡を現在まで留めた
■ほたるいかミュージアム
住所:滑川市中川原410
取材で訪れた4月にはホタルイカの発光ショーを見る事が出来ましたが、ホタルイカの漁がなくなる6月以降は、深海性発光プランクトン「龍宮ホタル」の発光ショーが行われます。
ミュージアムの二階は富山湾を見渡せるお洒落なレストラン
シーズンにはホタルイカのパスタもメニューに加わる