(毎週変わるイメージ画像)

(ひとしくん)

バックナンバー

毎週土曜日 よる9:00から放送

バックナンバー

第1234回
神秘の海・富山湾
海底に眠る古代の森の謎

2012年6月16日 夜9時〜

海底に眠る1万年前の森
富山湾で撮影中に突然雲行きが…

今回の取材では、何度か船で富山湾に出る機会がありましたが、幸い天候に恵まれて海はとても穏やかでした。でも1度ちょっと怖い思いをしました。その日も晴れていて、漁師さんに聞いても大丈夫だということで、海底林の撮影のため湾へ出たのです。カメラマンと海底林の第一発見者である下田さんが海中に潜ってしばらくすると、黒い雲が現れました。「あれ雨雲だよねぇ」と呑気に話していると、みるみるうちに辺りが暗くなり激しい雨が降ってきました。あまりにも強い雨だったので、海中にいる二人を心配しながらも船を近くの岸に避難させることに。でもベテランダイバーのお二人は、天候の変化に気付いて海中を移動して岸に上がり「海の中の方が静かだったよ」と余裕の言葉。その時は、さすが!と感心していたのですが、その日は全国で天気が荒れて落雷や竜巻など大きな被害があったと知り、どんな時も油断できないと思いました。

(イメージ)

今日もいいお天気!と余裕の表情
しかしこの後…

海上で突然の雨に見舞われたとき、私はカッパがこれほど重宝するものかと思い知らされました。今までその素晴しさに気付かず敬意が足らなかったごめんなさい、とカッパに言いたい(笑)。船で海上に出る予定だったので、アウトドア用のしっかりした上着のカッパは持参していたのですが、悪天なら海に出ないだろうからズボンの方はいいだろうと持っていかなかったんです。でもあればあった方がいいということになり、地元のスーパーで探すと、学生服を扱う洋品店のマネキンが通学用カッパを着ていて(笑)。もしもの時用だからこれでいいかと3000円弱のズボンだけ買いました。そうしたらこれが大活躍。激しい雨でしたが、雨で服が濡れることもなく、風も防いでくれて、寒さを最小限に留めることができました。おかげで体力も消耗せず、風邪を引くこともありませんでした。ADさん(女性)は、カッパを着ていなかったので、ずぶ濡れになり、ガタガタ震えて哀れな濡れネズミ状態。でも着替えを買いに行く時に、私が全身コーディネートしてあげたら急に元気になって「また雨が降らないかな〜」と喜んでくれました。

(イメージ)

巨大な根は富山湾内で発掘されたもの
なぜ朽ちることなく現代まで残っているのか?
そしてなぜ海底に森が? 番組をお楽しみに!

外部サイトへリンクします