TBS 『カシオワールドオープン』

11月26日(土)午後2時放送/11月27日(日)午後3時30分放送

みどころ

日本男子ツアー最終盤のビッグトーナメント『カシオワールドオープン』。
国内最高となる賞金総額2億円、優勝賞金4000万円を賭けたビッグトーナメント。
戦いの舞台はツアー屈指の雄大なコース、高知県の『Kochi黒潮カントリークラブ』。

一番の注目は、加熱する賞金王争い。
賞金ランク1位は池田勇太、30歳。
目標は“賞金王”とシーズン前から公言してきた池田は
今シーズンからゴルフクラブ、ウェア、髪型を一新、
さらには激しいトレーニングも行ってきた。
その成果はシーズン入りすると、すぐにあらわれた。
今年4月のパナソニックオープンで1勝、さらに、ツアー史上初のプレーオフを月曜日に持ち越した本間ツアーワールドでは、9ホールにおよぶプレーオフを制し2勝目を上げた。
そして翌週の日本オープンでは惜しくも2位となったが、
怪物・松山英樹と優勝争いを繰り広げた。
先週のダンロップフェニックス、最終日は大会コースレコードタイの61で回ったが、
惜しくも2位。
好調をキープして迎えるカシオワールドオープン、
賞金王をこの大会で決めるには優勝が必要となる。

そして池田を僅か472万円差で追うのは谷原秀人。
今シーズン3勝で池田とのデッドヒートを最終戦まで持ち越し、
谷原は自身初の賞金王へ逆転なるか!?

そして池田、谷原ともに来年のマスターズ出場権獲得となる世界ランキング50位以内に入ることができるかも注目。
現在池田は44位、3度目のマスターズ出場へ世界ランキングキープへ最低でも上位進出を果たしたい。
一方の谷原は57位。年内の出場できる試合も少ないため、
是が非でもカシオワールドオープンでの優勝を目指したい。

だが、並み居る実力者達も黙ってはいない。

もう一人のオリンピアンで一昨年の優勝者、片山晋呉、43歳。
このコースに抜群の相性を誇る小田孔明、若手の有望株でこのコース所属の片岡大育、
今季1勝を挙げている小平智、など男達の意地とプライドをかけた熱き戦いが繰り広げられる。

そしてこの『カシオワールドオープン』、もうひとつの焦点は、
賞金シード当落線上の争い。
賞金ランキング60位までにしか翌年のシード権が与えられない。
翌週のツアー最終戦、JTカップは、その年のツアー優勝者と賞金ランキング上位者など、ごく限られた選手にしか出場資格が与えられない大会のため、実質的にこのカシオワールドオープンが最終戦になる選手がほとんど。
つまり、このカシオワールドオープン終了時点で賞金ランキング60位以内に入らないと、2017年のシード権を失うことに成る。
賞金ランキング60位の当落線上にいる選手にとっては、このビッグトーナメントの出来が翌年のシード権を大きく左右することとなる。

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